迷盤な日々

名古屋を中心に活動するインディーズ・バンド『ニコルデカ』のドラマーEYKがお送りする、「押し付けがましさ120%ブログ」

へうげ→ひょうげ【剽軽】ふざけおどけること。
(広辞苑より)




群雄割拠、下剋上の戦国時代。
立身出世を目指しながら、茶の湯と物欲に魂を奪われた男がいた。
織田信長の家臣・古田左介。
天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千宗易(利休)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。
生か死か、武か数奇か。それが問題だ!!

(コミック裏表紙より)




「これは『出世』と『物』、2つの【欲】の間で日々葛藤と悶絶を繰り返す戦国武将【古田織部】の物語である」
(雑誌掲載時の欄外のあらすじより)




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久しぶりに漫画にハマりました。

カミさんが同僚から借りてきたんですが、カミさんより早くハマって8冊一気に読破しました。

どこがどう面白いとか、内容がどうとか、今更俺が書かなくても、ググれば出てきますから、そこは各自でお願いします。




物欲に囚われた男の話なので、読むと間違いなく物欲が増します。特に陶器の所有欲。俺の場合、酒器ですね。




各章のタイトルが全て、古今東西のポップ・ミュージックの題名をもじったもの。このあたりも音楽オタク心をくすぐります。例えば一巻だけ見ても、「黒く塗れ!!」(「ぬれ」が「塗れ」と漢字になっただけ)とか、「カインド・オブ・ブラック」(元ネタは「ブルー」)とかね。この作者も相当音楽好きなんだな〜と、ちょっとしたシンパシーも。




そしてシンパシーの極めつけは、主人公の古田織部の創作拠点が「美濃:久尻」である事!

つまり、ご町内なんですね。

全国の『へうげもの』ファンの先輩の皆様、ワタクシはファンとしてはかなり後進で、陶器や日本史に関する知識も極めて浅いですが、

古織はまぁ言ってみれば同郷の先輩みたいなもんッスよ。

『織部の里』なんて歩いて行けまっせ!




この『へうげもの』、漫画そのものが面白いだけでなく、その「世界」にハマる人が多いようで、この漫画から派生したスピンオフ企画『へうげ十作』展(この漫画にインスパイアされて現代の陶芸家たちが作った作品展)が現在伊勢丹で開かれているようです。12月には名古屋の松坂屋に来るらしいので、絶対行きたいです。

こういった『へうげもの』周辺の事物にハマるファンたちの研究成果も、ググればわんさか出てきますよ。俺もその一員になってしまうのでしょうか・・・。「北の国から」にハマって富良野まで行ってしまう人々のように。




で、つい先日訪れた瑞浪の陶磁資料館。

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この向付(むこうづけ)の絵柄は、作中で織部が「クソガキに描かせろ」と言ってたアレかなぁ・・・とか、

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これなんかは、織部が初めて考案したとされる「わざと歪ませたアレ」だよなぁ・・・とか。

思いを馳せながら魅入ってしまいました。




とりあえず、まだ読んだばっかなので、ハマり具合はこんなところです。

今後どんどんハマって続報があればまたアップしまーす。







「土岐市の穴弘法」は、年々有名になってるみたいですね。

そりゃそうだ。これだけの名所だものね。

今年ももちろん行きましたが(これだけ近いとむしろ行かない理由がない)、紅葉は去年の方が良かったです。なので、「穴弘法ってどうよ?」という方は、その全容については昨年の記事を参照下さい。

http://eyk.blog107.fc2.com/blog-entry-156.html




今年(2009年)については、期間は11月28日(土)まで。まだ間に合いますよ!

昨年はジャズ・フルートの演奏をやっていましたが、今年はギター弾き語りでした。ライトアップといい、こうした演奏会の誘致といい、地元のボランティアのみなさんには頭が下がります。今年はイイ感じにほろ酔いのボランティアのオジサン二人にそれぞれ話しかけられましたが、お二人ともそうした触れ合いを心から楽しんでおられるようで、こちらもなんだか楽しくなってきす。




紅葉そのものは去年の方が色合いが良かったので、今年はちょっと趣向を変えた写真でどうぞ。

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フラッシュを焚くと趣が削がれるのでノー・フラッシュにすると、光量不足でシャッター・スピードが遅くなって、火の粉の動きが面白い軌道を描きますね(写真については素人デス。当たり前の事を語っているかも知れませんが、ご容赦を・・・)

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ここにはお地蔵さんが無数にあって、消えそうな(もしくは消えてしまった)蝋燭を、お参りする人々が各々新しい蝋燭に差し替えてあげるわけですが、むすめがこれにハマッて・・・w。蝋燭が消えてしまったお地蔵さんを全て救済しないと気が済まないようで、延々とやってました。

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↑今回一番お気に入りの写真。

最近、写真って面白いなぁ〜と思い始めました。ドラムの道具より、レンズの優れたデジカメが欲しいと思う今日この頃・・・。(ってか、楽器なんか欲しいと思った事がないんだけど:爆)

因みに今は、数年前に買った500万画素のチンケなデジカメをまだ使用してます。(素人考えで恐縮ですが、画素数なんて500万で十分と思うのですが。それよりも、趣き深いレンズに興味があります)

穴弘法とはほとんど関係ない話題でした〜









『瑞浪市民公園』は、『化石博物館』『陶磁資料館』『地球回廊』『市之瀬記念美術館』『サイエンスワールド』『化石山』『市民体育館』を含む一大複合施設、と書くとまるでちょっとしたテーマパークのようですが、それぞれの施設はややショボめ。ちょくちょく市がイベントを開いてくれるので、それに合わせて賑わっているようです。

みずなみ

首長

この日は体育館で『おもしろ科学館2009inみずなみ:わくわくエネルギーランド』という子供向け科学実験イベントがあり、協賛企画としてこの一帯の施設が全て無料開放されるというので、りょーたも連れて行ってきました。






まずはその『わくわくエネルギーランド』

体育館がいくつものブースに仕切られ、おびただしい種類の実験遊びが繰り広げられています。

シャボン

シャボン玉の中に入ったり、バルーンアートを作ったり、大道芸を見たり、盛りだくさん。

中でもむすめがハマったのは、熱気球づくり

気球1

気球2

ドライヤーで温かい空気を送り込むと・・・・・

気球3

ほら!

気球4

これでむすめは「温かい空気は上に行く」という事を多分一生忘れないでしょう。グッジョブ。




体育館を出ると、お次は『地球回廊』。(※普段は入館料200円。高校生以下無料。)

回廊1

回廊2

第二次世界大戦中に掘られた地下壕跡を利用した施設で、地球誕生から現代までを、パネルやジオラマ、ハイビジョン映像などで追体験できます。

回廊3


恐竜ネタも多いので、男の子なんかは特に喜ぶかも。因みにりょーたは超怖がりのため、ずっと「暗い」「怖い」と怯えていましたw。




そしてお次は『化石博物館』。(※普段は入館料200円。高校生以下無料。)


化石博

デスモスチルスの化石が目玉ですが、俺の子ども時代から展示が変わっていないような・・・。気のせいか?

ガキどもは地味な展示物には目もくれず、ひたすらパソコンの「発掘ゲーム」みたいなものに夢中。

博物館のすぐ下には、やはり地下壕があり、壁面や天井いっぱいに化石を見ることができます。この辺り一帯がまるまる、全国的にも有数の化石の産地なんですよ。

地下壕

奥へ歩いていくと、俺らの周りにパタパタとなにやら生き物が飛んでいます。最初はデカい蛾かと思いましたが、凝視しているとそれが何か分かりました。

コウモリ

そう。コウモリ!

こんなに間近で見たのは初めて。なかなかのレア体験でした。




ここにはこれら博物館以外にも、

登りがま

登り窯とか、

コフン

古墳とか、地味めのものも点在。

結構カオスな知的空間ですね。




最後は『陶磁資料館』。(※普段は入館料200円。高校生以下無料。)

いつもは目もくれない施設でしょうが、最近、漫画『へうげもの』にめちゃめちゃハマってるので、今日は無料だし、ちょっと覗いてみました。

陶磁

太古の昔の出土品から順に展示されてますが、やはり気になるのは、『へうげもの』の主人公、「古田織部」に関連した器たち。

『へうげもの』についてはまた後日アップしようと思ってます。




まあとにかく、めちゃめちゃ堪能しまくって、外に出るとすっかり夜になってました。

みかづき

駐車場に残ってたのは俺の車のみ。

子どもらもお腹いっぱい、「楽しかった〜☆」と大満足のようでした。

『わくわくエネルギーランド』および無料開放は11月23日(月・祝)までやってますよ。












と言っても、雑誌の付録「テルミンmini」ですけど〜。

カミさんがサティでショッピングの間、暇つぶしに寄ったテナントのしがない本屋でなんとなく手に取った雑誌、

大人の

『大人の科学』

そういう雑誌があるという事は知ってましたが、実際手にとってみたのは初めて。で、その時本屋に平積みされてたのがこの「テルミン特集号」だったわけで。夢中で立ち読みしまして。フェチ心に火がついて、購入に至りました。




いてもたってもいられず、帰宅後すぐさま組み立て。

テルミン

うーむ。この真っ赤なボディ、このままでも十分カワイイですが、ノリにノッて、デコッちゃいました。

デコ

37歳の、坊主頭にヒゲのおっさんが、このようなデコをするという絵も我ながら笑えますが、夢中でチョキチョキ、ペタペタしましたよw




プレイしてみると、プイ〜〜〜ンと、いかにもイイ感じの間抜けな音がします。「演奏」ができるようになるにはまだまだ鍛錬が必要ですが、youtubeで調べてみると、→驚くほど上手に演奏する人の動画←が観られます。

ググッてみると、みなさん思い思いに改造したりデコッたりしてますね。

てゆーか、こんなに盛り上がっている事自体ビックリです。

ある記事によると、この特集号、一時は品切れで、定価2300円のものが、5000円ぐらいのプレ値が付いた事もあったそうです。(もちろん今では増産されて普通に定価で買えますが)

こういう先人たちの情報も参考に、もう少し、なんかいじってみたいと思います。

とりあえずはまず、外部出力して手持ちのアクティヴ・スピーカーから音声を出せるように改造してみようかな。あと、もうちょっと辛抱強く練習して、旋律が弾けるようにまでなってみたいです。

というわけで、かなり遊べます。オススメです♪。




「テルミン」というキーワードから連想して、このたび棚から引っ張り出してきたCDが2枚。

レイモンド

レイモンド・スコット『マンハッタン・リサーチ』

詳しい事はよく知りませんが、とにかくピコピコ言ってます。




ハーク

ブルース・ハーク『エレクトリック・レコード・フォー・チルドレン』

詳しい事はよく知りませんが、とにかくピコピコ言ってます。




きっちり断っておかなければならないのは、これらのCDにテルミンの音が入っているかどうかは知らん、という事です(爆)。とりあえず、「テルミン」というキーワードからなんとなく連想した二枚。

ホントにテルミンの音が聞きたい場合は、レッド・ツェッペリンのライヴとか、ジョン・スペンサーのアルバムとか聞いたらいいと思います。




テルミン、しばらくハマリそうな予感・・・・。(今日一日、職場で軽い禁断症状がありました。とにかく、触って音が出したくて・・・)









やはりですね、ビートルズに過剰な思い入れのない俺にとって、今最も待ち望んでいるのが、「全作リミックス」なんですね。(これだけビートルズ関連の記事をあげといて、「思い入れがない」などとは変に聞こえるかもしれませんが、彼らの「音楽」にしか興味はないのです)

このアルバムが発売された時は、「ビートルズをリミックスするとは何事だ」みたいな「冒涜論」が当然出たわけですが、俺にとってはどうでもいい話ですね。何でもいいからビートルズをイイ音で聴きたいだけなんです。

何度も繰り返し書いてますが、ビートルズの(というかあの頃の)ステレオ・ミックスは左右のバランスが最悪なんですよ。だから、今回発売された『モノBOX』を溺愛してるわけですが、ちゃんとしたバランスのステレオ・ミックスでビートルズを聴けたら、こんなにイイ事はないわけで。

そいうわけで、こういったリミックス企画、大歓迎です(でも、『LOVE』みたいなのはイヤですw普通にリミックスして下さい)。嬉しい事に、ビートルズのこういった「オリジナル作品外」の企画ものCDを、今探すと笑えるぐらい激安で見つかります。このCDもゲ○で投売りされてたのを拾い上げてきましたよw




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このCDでなんといってもワクワクするのは、「ピンポン録音の大元まで辿ってリミックスしている点」です。

「ピンポン録音」という用語は、特に今の若い人たち(ハードディスク録音が標準となってる人)には聞きなれない言葉かと思いますが、昔はオープンリール・テープに録音してたんですね。俺が学生時代やってたバンドもその「オープンリール録音」を経験してます。

http://eyk.blog107.fc2.com/blog-entry-125.html

ハードディスクであれば、それこそ何十トラックでも実現可能でしょうが、オープンリールには「テープの幅」という物理的制約があって、ビートルズの時代は4トラックが限界だったんです。しかし、ビートルズの連中の「脳内音楽」を実現するのにはたった4トラックでは足りないのは明らかです。そこで編み出されたのが「ピンポン録音」。まず4トラックいっぱいに録音し、それを別のテープの1トラックにミックス・ダウンし、残った3トラックにさらに録音をする、という技術です。

ところが、テープというものは録音を重ねるほど音は劣化しますし、いったん1トラックにミックスしてしまった音は、もうそれ以上ミックスできないわけです。

今回のリミックス企画では、その「ピンポン録音」前のトラックまで遡ってリミックスしているとの事。この事により、よりノイズレスでバランスの良いリミックスができるわけです。

で、聴いた感想は、当然「うわ!イイ音!」な感じです。ビートルズの音楽が最も実験的でサイケだった時期の音が、素晴らしい広がりを持って迫ります。ただ、2曲目の「ヘイ・ブルドッグ」のドラムスの音だけはなぜ左chに偏っているのでしょうか?それだけが解せません。が、まあ全体的に素晴らしいです。

しかし。しかしですね。一体なんなんでしょう。俺は『モノBOX』の音の方が好きです。あまりに滑らかで耳に心地良いと、「ヴィンテージ感」が薄く感じられます。あのザラつきはそのままに、自然なステレオ・ミックスにする事はできないものでしょうか?ないものねだりでしょうか?

ともあれ、オリジナルのステレオ・ミックスよりは良いと思います。図式にすると、

オリジナル・ステレオ・ミックス<イエサブのリミックス<オリジナル・モノ(つまり『モノBOX』)

という感じですかね。