2017/09/18 (Mon) 「天野裕夫 彫刻の世界」@瑞浪市市之瀬廣太記念美術館

瑞浪市出身の作家、天野裕夫さんの彫刻は野外とかで突然出会う事が多く、これまでにスペース大原とか桜堂薬師なんかで不意に出会って気にはなってたんだけど、こんな風にまとまった形で見るのは初めて。

入場料なんか全く気にせず入ったら、たったの200円!安すぎやろ、って思ったんですが、どうやら国際陶磁器フェスティバル美濃'17の協賛事業らしい。なるほど。

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まずエントランスで出迎えてくれるのがこの「象豚猪」。ド迫力。

どれもユーモラスで見入ってしまいましたが、中でも気に入ったのは、木の形や質感を活かし、異質な素材をシームレスにつなげた諸作。

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「アスパラ森林河馬」。その名の通り、背中に生えてるのはアスパラ。「なんでやねん」とつっこまずにはいられません。

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「世無鯨」。口の中には超ミニチュアサイズの象が行進してます。

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「キリン塔」。生命力と、神々しさすら感じます。

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ディテールの造り込みも凄い。

宮﨑駿やスチームパンクの世界観を思わせます。

11月12日まで。絶対オススメ。



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2017/04/10 (Mon) 「アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国」展に行ってきた。

名古屋市美術館で開催されている「アドルフ・ヴェルフリ展」に、ご招待で行ってきました。

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アウトサイダー・アート、アール・ブリュットと呼ばれる、美術の専門教育を受けていない人、特に精神病の人の手による芸術で、この人はその最も有名な一人。

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精神病患者によく見られる「同じ事を執拗に反復する」傾向そのまま、細かな文様や文字が延々と膨大な量で繰り広げられています。

曼荼羅と言えば曼荼羅、絨毯と言えば絨毯のよう。そのミニマルなグルーヴには催眠作用がありますね(すみません。食後でアルコールも入っており、後半飽きて眠くなりましたw)。

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謎の文様や文字に加え、音符も随所で見られます。「どうせデタラメな音符だろう」と思っていましたが、なんとそれを解析して音源化してしまった変態をネットで発見しました。






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2016/10/22 (Sat) 「岡部昌生+鯉江良二 ヒロシマの礫」展に行ってきた。

ちくさ正文館書店2Fで開催中の「岡部昌生+鯉江良二 ヒロシマの礫」展を見てきた。

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トリエンナーレでは全くピンとこなかった岡部昌生のフロッタージュだけど、こっちの方がイイな。

そして、正文館書店。いつ来ても楽しい。身近な書店では一番好きかも。たまにはちゃんとした「知」に触れないとダメね(^^) こういう「知」との出会い方って、ネットじゃできないから、センスのいいリアル書店にはホントに頑張って存続してもらいたい。



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2016/10/20 (Thu) あいちトリエンナーレ2016愛知芸術文化センターに行ってきた。

いよいよラスボス、芸文センターに突入。

まずは愛知県美術館8F。

武川宣彰

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すっごいジャンク臭。秘宝館チック。元々こういうのは好きなんだよなぁ。




高橋士郎

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電気仕掛けで無駄な動きをする装置の数々。ばかばかしさの集大成と言うか・・・(←最大級に褒めてる)。でも、一つ一つの造形が、なんだか味わい深いんだよね。

B2Fにも別の作家のやはり電気仕掛けの展示があったけど、芸風がカブるとどうしても比較しちゃうよね。断然この高橋氏の方が良い。




インジ・エヴィネル

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スクリーン中の人物達が周期的に動いてるんだけど、これが面白くて、ついつい全員分の動きを追ってしまった。不気味さと滑稽さが絶妙に同居している。




アリ・シェリ

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思いのほかカッコイイ画像が撮れてしまった。




続いて10Fへ。

大巻伸嗣

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今回のトリエンナーレを象徴する作品だし、俺もこれがベスト展示だと思う。圧倒的なスケールの大きさ、美しさ。展示方法も大胆かつよく練られていて素晴らしい。

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作品に使われた画材そのものもこのように美しく展示。要するに「砂」なので、画材が床に完全には定着してないんだけど、会期終盤にはあえて観客に足を踏み入れさせ、わざと滲ませるという「第二形態」を披露。

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自分ではその「第二形態」を見に行けなかったので、スペース大原 伊藤達信氏のインスタからちょいと拝借。




ニダル・シャメック

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写真かと思ったら絵だった・・・というだけなら特に珍しくはないが、この人のは単純に、カッコイイんだよね。




カワヤン・デ・ギア

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これ全部、廃フィルムでできてて。スタッフのお姉さんがそれと同じ廃フィルムで作られたラッパを貸してくれるんですが。「こんなのショボい音しかしないだろうな」という先入観から、思いっきり息を吹き込んだら、もの凄くけたたましい音が館内に響き渡ってしまいました。それもまた楽し。




最後にB2F。

森北伸

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以前ギャルリ百草で見て素敵だなと思ったんだけど、こんな大きいのは初めて。藤森照信建築を連想した。




これで全会場コンプリート!

元々自分は、「あいち」にしろ「ヨコハマ」にしろ、トリエンナーレ的なものが大好きなので大いに楽しみましたが、前回と比べるとやはりどうしてもスケールダウン感は否めません。一昨年の「ヨコハマ」もそうだった。こういう催しも過渡期って事なのかな?3年ぐらいのインターバルはちょうどよく、今後も末永く楽しみたいので頑張ってもらいたいな。





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2016/10/16 (Sun) あいちトリエンナーレ2016(長者町→名古屋市美術館)に行ってきた。

栄会場岡崎会場豊橋会場と回ってきて、この日はいよいよ本丸とも言える名古屋中心部の3大会場に突入。

まずは長者町

毎回駐車場について触れてますが(笑)、名古屋の3大会場を一日で回るわけだから、やはり時間を気にしなくていい「打ち止め」に駐めたい。とすれば土日で最も安いのは、丸の内のオフィスビル街の最南端、すなわち長者町の北端あたりが狙い目。オフィス街ってのは平日より土日の方が安く、1日800円。それ以上南下すると高くなっちゃいます。

では本題。




佐藤翠

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岡崎会場にも1点あったが、断然、このようにまとめた方がいい。鏡にペイントされているため、作品の奥にも部屋があるかのような錯覚を起こして面白い。




今村文

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もうこれは単純に「綺麗!」。しばし見惚れてしまった。上手く写真を撮れなくて申し訳ないぐらい。これは是非、実物の質感を見ていただきたい。長者町会場でのベスト展示。




ハッサン・ハーン

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まるで電気屋のショウウィンドウみたいに町に溶け込んでいた。




キャンディ・ファクトリー・プロジェクト

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ビル一棟丸ごとこのプロジェクトの展示だったけど、特にこの脱力系の歌が流れる映像作品が面白く、全て観てしまった。




アドリアナ・ミノリーティ

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アルゼンチンの作家なんだけど、南米や東南アジアの作家の色彩センスって、日本人からは到底出てこない感じがするね。熱帯の人に特有の色彩感覚なのかな。




長者町を後にし、名古屋市美術館に向かう途中で昼食。タイ料理の「サワデーすみ芳」

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これはトムヤムラーメン。タイ料理の店って俺たち全然知らないし、ここは料金も手頃で美味い。店内の雰囲気も庶民的で、気に入っちゃったので多分今後も行く。




名古屋市美術館

ジョアン・モデ

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岡崎・豊橋にもあったプロジェクト。これまで眺めるだけだったけど、せっかくなので参加してみた。

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賴志盛(ライ・ヅーシャン)

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画ヅラが面白いので載せたけど、あまり好きじゃない。床に散らかったゴミに特に意味はなく、このようなヘンテコリンなスタイルで鑑賞するという行為を含めたアート、という事は分かるんだけど、そういうの、頭でっかちだと思うんだよね。やはり、造形そのものが「キレイ/カッコイイ/オモシロイ」もので、そこに何らかのメッセージや意図を読み取るのが俺は好きだな。

名古屋市美術館には良いと思える作品がなく、残念だったなぁ。




それではいよいよ、ラスボス的な存在である愛知県美術館へGO!
















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