2009/12/25 (Fri) 『ビートルズ’65BOX(THE CAPITOL ALBUMS VOL.2 )』エラー修正盤届きました。

↓コチラの記事
http://eyk.blog107.fc2.com/blog-entry-392.html
で、初期プレスEU輸入盤(2枚目と4枚目がエラー盤)を激安で買ったと書きましたが、ひとしきり楽しんだあと、日本の某メーカーに修正盤との交換をお願いしていました。




ステレオとモノラルとの違いというのは本来、音声収録方式の違いの事を指すのですが、「ビートルズのステレオ盤・モノラル盤」といった場合は、音声収録方式だけでなく、ヴァージョンも違う場合が非常に多いんですよ。マニアはこの「ヴァージョンも違うモノラル」を「本モノ」と呼び、「ヴァージョンが同じで音声収録方法だけが違うモノラル(それが本来の意味なのですが)」を「偽モノ」と呼んでいるのです。

この『'65BOX』は、本来「1枚目と3枚目が偽モノで、2枚目と4枚目が本モノ」が正しい形なんですが、キャピトルのミスで、初期プレスが「4枚全て偽モノ」というエラー盤だったんです。その後のプレスでは修正が行われ、初期プレスを買った人は、日本の某メーカーがキャピトルの代わりに交換に応じる、という対処がなされました。

ca6.jpg
BOX2枚目『Ⅵ』

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BOX4枚目『ラバー・ソウル』

俺の場合、発売から3年以上が経過しているので、今さら対応してくれるかなと恐る恐るでしたが、さすが!きちんと交換してくれました。ただし、修正盤のストックがなかったらしく、キャピトルから盤を送らせてからの交換だったため、2ヶ月弱かかりましたけど。でも、感謝、感謝です☆




「自分のBOXがエラー盤か否か」を調べる方法は、ごく簡単。

『ラバー・ソウル』中の「アイム・ルッキング・スルー・ユー」を聴き比べればいいのです。9曲目がステレオで21曲目がモノラルなんですが、ステレオではイントロのギターがミスをしてやり直しているのがそのまま収録されているのに対し、モノラルはそのミスが入っておらず、きちんと始まります。

本来であれば、話はこれで終わりです。しかし、俺の場合は「2枚目と4枚目のディスクだけを抜き出してメーカーに送り、交換してもらっている」ので、「本当に両方とも修正版なのか?」という疑問が残ります。「神経質やなぁ・・・」と思われるかも知れませんが、キャピトルという会社は過去も現在も実にいいかげんな会社なんですよ。そういう事があり得ないとも限らないのです。

そういうわけで、『ラバーソウル』だけでなく『Ⅵ』も「本モノ」かどうか聴き比べてみるわけです。

そこで貴重な参考書となるのが、『レコード・コレクターズ』2006年6月号の特集記事。「ビートルズ聴き比べの大家」森山直明による詳細な分析がそれです。

その資料と首っ引きで聴き比べをするわけですが、いやぁ~、参考書があってもちょっとした集中力を要します。「こんなんどっちでもよくねーか?」ってぶっちゃけ思っちゃいます。尊敬するというか呆れ返るというか・・・。ともあれ、おかげでめでたく検証完了し、届いた『Ⅵ』は無事「本モノ」であることが分かりました。




いや~それにしても、限られた音源なのに、汲めども尽きぬ泉のようですな。ビートルズというのは。









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2009/12/03 (Thu) 『イエロー・サブマリン』

案外難なく、自社にて安価で見つかりましたよ。

yedvd.jpg

ビートルズのアニメ映画『イエロー・サブマリン』




まあ、俺がどんなに言葉を費やして絶賛するより、試しに見てもらった方が早いかも。ユーチューブで、代表的な楽曲のいくつかが見られますから。

http://www.youtube.com/watch?v=3QfEiDO9opg&feature=related

どうです?

かなりアシッドでサイケな傑作だと、ビンビン感じませんか?

モンティ・パイソンの、テリー・ギリアムによるコラージュ・アニメにも相通ずるセンスを感じます。あの時代のトレンドだったのかなとは思いますが、今でも十分通用するほど刺激的ですね。




日本語吹き替えはないですが、ストーリーはごく単純なので、英語は分からなくても、7歳のうちのむすめにも十分楽しめます。このDVDを大喜びで見て以来、カーステでは『イエロー・サブマリン・ソングトラック』が、むすめのリクエストにより、超ヘビー・ローテーションですわ。実際、中期のイイ曲がかたまってるしね。




生粋のビートルズ好きにとっては、声の出演が実際のメンバーでない、など、不満点がいくつかあるかもしれない。でも、俺のような作品至上主義者にとっては、いい音楽、いい画が揃った、この上ない音楽映画の傑作と思いますよ。







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2009/11/13 (Fri) 『イエロー・サブマリン~ソングトラック』

やはりですね、ビートルズに過剰な思い入れのない俺にとって、今最も待ち望んでいるのが、「全作リミックス」なんですね。(これだけビートルズ関連の記事をあげといて、「思い入れがない」などとは変に聞こえるかもしれませんが、彼らの「音楽」にしか興味はないのです)

このアルバムが発売された時は、「ビートルズをリミックスするとは何事だ」みたいな「冒涜論」が当然出たわけですが、俺にとってはどうでもいい話ですね。何でもいいからビートルズをイイ音で聴きたいだけなんです。

何度も繰り返し書いてますが、ビートルズの(というかあの頃の)ステレオ・ミックスは左右のバランスが最悪なんですよ。だから、今回発売された『モノBOX』を溺愛してるわけですが、ちゃんとしたバランスのステレオ・ミックスでビートルズを聴けたら、こんなにイイ事はないわけで。

そいうわけで、こういったリミックス企画、大歓迎です(でも、『LOVE』みたいなのはイヤですw普通にリミックスして下さい)。嬉しい事に、ビートルズのこういった「オリジナル作品外」の企画ものCDを、今探すと笑えるぐらい激安で見つかります。このCDもゲ○で投売りされてたのを拾い上げてきましたよw




songtr.jpeg

このCDでなんといってもワクワクするのは、「ピンポン録音の大元まで辿ってリミックスしている点」です。

「ピンポン録音」という用語は、特に今の若い人たち(ハードディスク録音が標準となってる人)には聞きなれない言葉かと思いますが、昔はオープンリール・テープに録音してたんですね。俺が学生時代やってたバンドもその「オープンリール録音」を経験してます。

http://eyk.blog107.fc2.com/blog-entry-125.html

ハードディスクであれば、それこそ何十トラックでも実現可能でしょうが、オープンリールには「テープの幅」という物理的制約があって、ビートルズの時代は4トラックが限界だったんです。しかし、ビートルズの連中の「脳内音楽」を実現するのにはたった4トラックでは足りないのは明らかです。そこで編み出されたのが「ピンポン録音」。まず4トラックいっぱいに録音し、それを別のテープの1トラックにミックス・ダウンし、残った3トラックにさらに録音をする、という技術です。

ところが、テープというものは録音を重ねるほど音は劣化しますし、いったん1トラックにミックスしてしまった音は、もうそれ以上ミックスできないわけです。

今回のリミックス企画では、その「ピンポン録音」前のトラックまで遡ってリミックスしているとの事。この事により、よりノイズレスでバランスの良いリミックスができるわけです。

で、聴いた感想は、当然「うわ!イイ音!」な感じです。ビートルズの音楽が最も実験的でサイケだった時期の音が、素晴らしい広がりを持って迫ります。ただ、2曲目の「ヘイ・ブルドッグ」のドラムスの音だけはなぜ左chに偏っているのでしょうか?それだけが解せません。が、まあ全体的に素晴らしいです。

しかし。しかしですね。一体なんなんでしょう。俺は『モノBOX』の音の方が好きです。あまりに滑らかで耳に心地良いと、「ヴィンテージ感」が薄く感じられます。あのザラつきはそのままに、自然なステレオ・ミックスにする事はできないものでしょうか?ないものねだりでしょうか?

ともあれ、オリジナルのステレオ・ミックスよりは良いと思います。図式にすると、

オリジナル・ステレオ・ミックス<イエサブのリミックス<オリジナル・モノ(つまり『モノBOX』)

という感じですかね。



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2009/11/06 (Fri) ビートルズ関連本を探して

「またビートルズか」と言われるのは重々承知。だって、『モノBOX』を買ってから約3週間ぐらい、ビートルズ以外な~んにも聴いてないんだもん。休みの日もほとんど外出せず、ひたすらビートルズに耽溺。それ以外ブログに書く事がないんだもんね。




元々が「活字派」、文字情報とともに音楽を楽しむタチなので、いろいろと活字情報を求めてさまよいましたよ。書店、図書館、インターネット・・・・。でも、なかなかありませんねぇ~。対象が対象なだけに、実に多くの関連本が世に出てますが、ほとんど食指が動かず。

そもそも大部分を占める「初心者向け」や「伝説中心で音楽的分析が皆無なもの」には最初から目もくれず。その上で俺の好みを言うと、

◎音楽以外の部分(誰と誰がこの時不仲だったとか、うんぬん)には興味なし。
◎音楽自体に触れられていても、内容がお粗末なものはNG。
◎たとえ力作本でも、「つまみ食い」できないものは除外。検索性がないと、好みでない。
◎音楽的、技術的な記録や分析・評論が読みたい。

こんな感じです。

今のところ一番興味があるのがこの、

br.jpeg

『ザ・ビートルズ・レコーディング・セッションズ完全版』

ですね。全作品のレコーディング中の事実が日記風に書かれている大著だそうで、まだ手に取ったことがないんですが、ぜひ一度見てみたいです。

で、結局のところ、今まで実際に目にした中で最も満足したのは、自分が既に所有していた

RCCR.jpg

『レコード・コレクターズ』誌のビートルズ特集号のバックナンバー

だったりします。

ただ、こんなものを他人に薦めるわけにはいかないので、、俺のオススメはコチラ↓

62-65.jpg

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それらを三冊にまとめた増刊です。

俺も、雑誌をこんな風にバラで所有しているのが面倒なので、いっそのことこの三冊を買ってしまいたいのですが、それだけの動機で1800円×3は出せませんねぇ・・・。でもこれから目にする人には、断然オススメですよ。




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2009/10/30 (Fri) 『THE CAPITOL ALBUMS vol.3』

・・・・・などと妄想上の商品名をタイトルにしてしまいました。それにしても、欲しい!『vol.3』。出してくれないかな・・・・・?

というのも、先日紹介した『vol.2』を思いのほか気に入っちゃって。初期の楽曲群に関しては、むしろEMI盤よりもこちらのキャピトル盤を喜んで聴いてるぐらいです。もちろん、ビートルズのスタンダードはEMI盤で、この先末永く聴き続けるのはEMI盤でしょう。でも、今に限った話をすると、『モノBOX』は既にあまりにも聴きすぎちゃって、「何か新しいネタはないかな~?」と飢えている状態なんですよ。そんな折、編集がEMI盤と全く違って(というかメチャクチャなんですけど)、しかも音(リマスタリング)が違うとなれば、もう格好の餌食なんですわ。

というわけで、ありもしない『vol.3』の妄想話を交えつつ、キャピトル盤について今回は書きます。マニアの方には初歩的すぎる内容なので、読んでもつまんないですよ~。初めに断っておかなきゃね。




キャピトル盤というのはつまり「ビートルズのアメリカ盤」の事です。本来ならその一言で解説は終わりなんですが、当時の様々な事情から、オリジナルである英EMI盤とは全く違った、めちゃくちゃな編集で発売されたんです。それが↓以下の通りになります。

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『ミート・ザ・ビートルズ』

ca2.jpg

『~セカンド・アルバム』

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『サムシング・ニュー』

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『~’65』

・・・・と、この4枚が、『'64BOX(THE CAPITOL ALBUMS vol.1)』に収められました。

これらの収録曲目がEMI盤と比べてどのようにメチャクチャなのかは、書いて書けない事はないですが、非常にしんどい事になるのでサボらせて下さい・・・。とにかく、ジャケとタイトルを見るだけでも、EMI盤と随分違う事は分かりますね。

俺はまだこのボックスを買ってないので、一刻も早く入手したいですが、国内盤とEU盤は悪名高いCCCDなので、間違えて買わないように気をつけないとね。買うなら通常のCDフォーマットで出されたUS盤かUK盤ですね。不人気なシリーズなので、きっと激安で見つけられると信じてます!




お次は、

ca5.jpg

『ジ・アーリー~』

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『~Ⅵ』

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『ヘルプ!』

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『ラバー・ソウル』

ここまでが(俺が買った)『vol.2』に収録です。

先日紹介したばかり←なので、補足だけ。

『ヘルプ!』以降はEMI盤とタイトルがようやく同じになりました。『ラバー・ソウル』にいたってはジャケも同じです(まあ色合いはちょっと違いますが)。しかし、内容(収録曲)は相変わらずメチャクチャですw

このBOXは国内盤も晴れてCCCDでなくなりましたが、極初期のEU盤とUS盤がエラー盤なのでやはり注意が必要です。




さて、ここからは単なる「妄想」です。

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『イエスタデイ・アンド・トゥデイ(ブッチャー・カヴァー)』

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『イエスタデイ・アンド・トゥデイ(トランク・カヴァー)』

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『リヴォルヴァー』

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『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』

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『マジカル・ミステリー・ツアー』

(『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』はカヴァー違いなだけで同じものなので)この4枚を『vol.3』として早く出して欲しい!でも、『vol.1』は’05年、『vol.2』は’06年と立て続けに出したのに、’09年が終わろうとしている今も出ていないという事は、もう断念しちゃったのかな?あまりに不評だったから?

まあとにかく!俺はジャケにはそんなにこだわらない方だけど、この「ブッチャー・カヴァー」だけはなんとしても紙ジャケで復刻してもらいたい。見て下さいよ、このエゲツなさ!この頃ビートルズにもいろいろあったらしくて、メンバーの意向でこんなものを発売しちゃったんですよ。実にパンクですね~。しかし当然の如くすぐさま回収騒ぎになり、「トランク・カヴァー」に差し替えられたと言うわけです。そんないわくつきのジャケなんだから、ぜひとも「トランク」と両方をBOXに入れて欲しいものです。

『リヴォルヴァー』はタイトルもジャケもEMI盤と同じですが、内容は例によって例の如くEMI盤とは異なります(3曲少ない)。

そして、『SGT~』は遂にEMI盤と同一内容となりました。(厳密にはEMI盤の最終部に入っている謎の声が省かれてますが、まあほとんど同一と言って差し支えないでしょう)

『マジカル~』に至っては、元々は6曲入り2枚組EPとアルバム未収録曲5曲を合体させた「キャピトル独自編集盤」だったのが、’87年のCD化の際、めでたく「世界スタンダード」と認められたものです。

ここまでを『vo.3』として出してくれれば、『vol.4』はまあ諦めてもいい・・・・・。




因みに『vol.4』ですが、必然的に、残ったアルバム『ホワイト・アルバム』『イエロー・サブマリン』『アビイ・ロード』『レット・イット・ビー』と、キャピトル独自編集の『ヘイ・ジュード』をまとめる事になりそうですね(妄想なんだから好きに語らせて下さい・・・)。

ca13.jpg

『ヘイ・ジュード』

『ヘイ・ジュード』以外はEMI盤と同一内容なので、キャピトル特有の「無茶な編集」を楽しむ美味しさは半減するなぁ。




まあとにかく、途中までBOX化したんだから、最後までやってくれよな、キャピトルさんよ!






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