2016/10/08 (Sat) シン・ゴジラ、超面白かった!

シン・ゴジラを見に行ってから既に2週間以上が経ってしまった。レビューを書くのが億劫だったのは、既に秀逸なレビューやツイートが巷に溢れかえっていたから。この上自分が一体何を言えるのか、と。

シン・ゴジラの秀逸な感想ツイートまとめ

映画館に行く前は↑こういうのを見て、そのあまりのディープさ、コアさに、「果たしてこの輪に入っていけるのだろうか」という一抹の不安があったんだけど、いざ見てしまえば杞憂と分かる。まるでこの人たちが同志のように思えるんだよね。こんな風にみんなで盛り上がれる映画って、マッドマックス以来じゃないかな。


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後発組ゆえの幸運で、このようなステッカーももらえた。門外漢にはナンノコッチャであるが、一歩映画館を出ればもうこれが萌えアイテムなのである。

猛烈に早口の長セリフをはじめ、画面から発せられる情報量が膨大ゆえ、リピーター続出なのも分かる。俺ももう一度見たい。繰り返し見てもきっとそのたびに発見があるだろう、深読みがいくらでも可能な映画。しかしだからと言って、何度も見ないと分からない映画かと言うと、そんな心配はいらない。基本的には「怪獣が襲ってきて、人類がそれを何とか退けようとする物語」なので、ボーッと見ていてもそのド迫力はきっと楽しめるだろう。冒頭から登場人物を紹介する漢字だらけのテロップが猛スピードで出てきて面食らうが、安心して欲しい。そもそもちゃんと読ませる気はないテロップだから、ついていけなくても全然平気w

因みに自分はかなり集中して見たので、恐らくセリフのほとんどを理解したとは思うが、政治用語が大部分を占めるため、普段新聞やニュースにくまなく目を通しているような人じゃないとキツいかと思う。それでも、そんなの理解できなくても楽しめるだろうことは前述の通り。

政治の場が舞台なので、まるで曲者中年俳優のショーケースのよう。みなさんチョイ役を喜々として演じているのが分かる。しかし、究極的にリアルに描きこまれた中で、石原さとみ演ずる役柄だけが、なぜかコミックタッチで。これには賛否両論あるようだが、俺は否定的だなぁ。意図的であろう事は分かるんだけど、ここまでリアルにこだわったんだから、全てリアルで通して欲しかったな。

アベを始め、この映画を我田引水して褒める政治家が何人もいるけど、アホかいな、と。あくまでこの映画は右とか左ではなく「リアルな描写」にこだわったもので、政治家が必死に頑張る場面もあればバカバカしく右往左往する場面もある。自衛隊をむやみに賛美するようなものじゃなく、今東京にゴジラが現れたら本当にこんな感じになるだろうな、と思える描写。

映画館から出て帰り道を運転していると、目に映る町並みに本当にゴジラが現れるんじゃなかろうか、という感覚にとらわれる。ともあれ、これはもう絶対的に映画館で見るべき映画。自宅のテレビモニターでは面白さ半減だろう。いやぁ~、超面白かったです!










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2015/10/30 (Fri) TVドラマ「おかしの家」は傑作。

TVドラマ「おかしの家」が琴線に触れまくっている。

個人的に、とことん「TVドラマ」なるものと相性が悪いので、「ちゃんと継続して観よう!」って思えるのは、'02年の「私立探偵 濱マイク」以来じゃないかな。

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第2話から観始めて、ネットで第1話拾って後追い。郷愁を誘うが、「三丁目の夕日」みたいにベタじゃなく、スタイリッシュではあるがスノビッシュではなく、イイ塩梅。ダイアログの一つ一つにシャレとペーソスが効いていて、思わず声を出して笑ってしまうが、なんだか泣けてくる。気鋭の映画監督らしく、カメラワークも気が利いており、スピード感の緩急も絶妙。エンディングテーマがRCサクセション、ってもイイね。




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2013/08/05 (Mon) ウチのお嬢様はアホでいらっしゃいますか

むすめがカミさんとの間で、「『謎解きはディナーのあとで』を観に映画館に連れて行ってくれたらピアノを6年生まで続ける」という、安っぽい約束をしました。そもそも、子どもに習い事を続けさせるのに変なご褒美で釣るというのもおかしな話ですが、ま、母娘で勝手にせいや、と思っていました。

なのに、連れてくのがなんで俺なんだよ!(`ε´)ノ

「月曜日はメンズデーで男性1000円だから」って、知るか!んなもん (゚Д゚)ゴルァ!!

自分が小学生の頃は、お隣の多治見市に映画館が二つあって、子どもだけで電車に乗って行ったもんですが、その二つともが潰れてしまい、一番近いのが小牧コロナ。車でいくしかありません。




・・・結局抵抗虚しく自分が映画館に連れて行くことになりましたorz

言うまでもないですがこの映画は、むすめが入れ込む「嵐」の櫻井くん主演。等身大看板と記念撮影ができてご満悦の様子。

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劇中の決めゼリフ「お嬢様はアホでいらっしゃいますか」って、俺が言いたいYO!

数年ぶりに映画館で観る映画がコレ・・・。因みにその数年前に映画館で観た映画は「プリキュア」orz そのプリキュアは、歴代プリキュアが十数人総出で、それぞれの変身シーンだけで30分ぐらいあり、お父さんは爆睡こきましたが、今回はなんとか睡魔に打ち勝って最後まで観たよ(`〇´)/




2時間超、座りっぱなしで肩がこったので、帰途にある家電量販店に立ち寄ってマッサージチェアのお世話になりました。

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そこのテレビ売場のテレビで流れていたのがなんと、TV版『謎解きはディナーのあとで』orz もちろん、食い入るように見入るむすめ。ハイハイ (´_ゝ`)良かったじゃないか。




お口直しと言ってはなんですが、もっとガッツリしたのを観たかったので、帰宅後、むすめを誘って『硫黄島からの手紙』のDVDを鑑賞しました。

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クリント・イーストウッド監督の重厚な本格派作品ですが、準主演格で「嵐」の二宮くんが出ているので、むすめも二つ返事で誘いに乗ってきました。

こちらがまた、リアリズムに徹した地味な作風で、むすめもよく居眠りせずに最後まで観たなと思います。




結局「嵐」のおっかけに付き合わされた一日でした。




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2012/09/29 (Sat) 十三人の刺客(監督:三池崇史)

超カッコイイ!超カッコイイ!超カッコイイ!

大事な事なので三回言いますた。

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さながら「三池版ワイルドバンチ」の様相。まどろっこしい理屈は抜きに、ひたすら「死の美学」を描き切ってますね。この映画の目玉となっている、ラスト数十分にも及ぶ殺陣には、もう鳥肌立ちまくり。

予告編などでは、主人公:役所広司の「斬って斬って斬りまくれ!」というセリフが大フィーチャーされていますが、この映画のピークはそこじゃなくてですね、四肢を切断され、舌を抜かれた娘が筆を口に咥えて書いた「みなごろし」の字を、役所広司が掲げるシーンで間違いないです。あまりのカッコ良さに、俺は危うく涙腺崩壊しかけました・・・。

監督が三池崇史なんだから、欠点なんか挙げたらキリがないよ。尺が冗長なのは言うまでもないし、ラストも、もっと潔くズバッと終われよ、と。しかし、こういう映画はね、ジャズの即興演奏を鑑賞する時と同じように、加点法で楽しまなきゃ損だよ。

三池作品ならではの悪ふざけも健在。岸部一徳が伊勢谷友介に「犯られる」シーンなんかその骨頂で、爆笑しちゃいました。火を背負った牛のCGの安っぽさもハンパねーw 「本物っぽくしてはならぬ」ぐらいの指示を出してんじゃね?三池演出に慣れていない真面目な観客は怒り出すかもね。

暴君:稲垣吾郎の悪行のグロ描写、めちゃくちゃ大げさな落合宿の罠などなど、三池崇史のゴミ的魅力がいっぱい詰まった傑作!

※蛇足ですが、物語の中盤、「どこで敵の暴君を襲うのか」の作戦会議中、中山道や伊那街道の宿場町の地名がふんだんに出てきて、街道マニアの俺様は萌えに萌えたぜ。そのほとんどが近所で、歩いた事もあるんだからね~。

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2012/07/07 (Sat) 八日目の蝉

午後から遅番勤務だというのに、午前中にこれを観てしまい、完全に涙腺崩壊。困りました。

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赤ん坊の時に父親の不倫相手に誘拐され4年間育てられた女性、および、その母親、誘拐犯を中心とした物語で、いつもついつい居眠りしてしまうこんな俺でも、ノンストップで集中して観ることができたぐらい、エンターテイメント性も高いです。

演者それぞれの演技力も抜群(主演の井上真央がやや弱いか)でグイグイ引きこまれます。誘拐犯の永作博美は期待通り、そして自称ルポライターの小池栄子は期待以上です。新興宗教施設で育てられたがゆえのビミョ~に変な感じが上手く出ていました。

登場人物それぞれに重いドラマがあり、誰に感情移入するかで、観る人の感想も違ってくるかも知れませんね。俺はもう圧倒的に誘拐犯(永作博美)に感情移入してしまい、終盤は涙腺グジュグジュ状態でした。

「誘拐の是非」などという各論に目が行ってしまうと「誘拐を美化してる」などという本筋から逸れた感想を抱いてしまうであろうから、非常にもったいないです。

この映画のテーマはズバリ「母性」でしょう。サスペンス・エンターテイメントの形を借りて、母性についてガッツリ描いた作品なのだと思います。

また、出てくる男ども(主人公の父親、および恋人)がことごとく、責任に正面から向き合うことを避ける情けない男として徹底的にこき下ろされて描かれている事から、ある種のフェミニズム映画と言えるかも知れないね。

あとね、小豆島の風景・風習があまりに美しく描かれており、観た後絶対にここに行きたくなります。まるで小豆島のプロモーション・ヴィデオのよう!w

いやはや、かなりの良作と思います!




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Author:EYK
2つのバンドでドラムを叩いてます。
名古屋を中心に活動するインディーズ・バンド『ニコルデカ』
★12/30(土)LIVE@大須 ell.SIZE♪
★11thアルバム『士(サムライ)』好評発売中♪
★ベスト盤『better』(1st~7thアルバムから選曲)好評発売中♪

世界に愛と平和をもたらすために結成された名古屋発スーパーバンド『ビートエフスキー』
★年内のライブはありません。

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