2015/09/17 (Thu) 【@近江八幡④】藤森照信建築:ラ コリーナ

異才・鬼才・天才の名をほしいままにする建築家:藤森照信氏設計の物件が、近江八幡にありまして。我々、藤森氏のファンですから、近江八幡に行くとなれば、ここはマストであります。

↓藤森氏関連の過去記事↓
秋野不矩美術館
神長官守矢史料館・「空飛ぶ泥舟」ほか
モザイクタイルミュージアム




超人気のスイ~ツ店「たねや」「クラブハリエ」が入っている建物です。

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なんかもう、一見してギョッとする建造物ですなぁ。超個性的。

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屋根に芝生が生えとるし・・・w 屋根にニラが生えている故 赤瀬川原平の自邸「ニラハウス」のアイデアの発展形でしょうかね。

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この窓を中から見るとこんな感じ。宮﨑駿チックと言えなくもない。

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内部から上方を見た意匠も普通じゃない。

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眼下には、看板商品であるバウムクーヘンを買い求める人の列。ムスカ大佐だったら「見ろ!人がゴ・・・(以下略)」とでも言っただろうか。根っからの左党で人混み嫌いの自分には考えられない・・・

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せっかくなので、比較的すぐ買える商品を買ってパクついてみる。俺は早く酒が呑みたい。

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屋根の芝生を生かしておくための水が絶え間なく庇から滴り落ちる。ホントに面白いね。




~つづく~













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2015/09/16 (Wed) 【@近江八幡③】ヴォーリズ建築群:“和”の町に点在する異国情緒

W.M.ヴォーリズの名を初めて知ったのは、3年前に甲賀市の旧水口図書館を訪れた時。ここ近江八幡は、そのヴォーリズの活動拠点だったらしく、彼の設計による歴史的建造物が20棟余りあるそう。

生涯にわたって千棟以上の設計に関わり、ウチの近くでは、坂祝町の中濃教会がそうらしいから、近くを通りがかったら見てみたいな。




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市立資料館。かつては警察署でした。

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旧八幡郵便局。ヴォーリズの資料がたくさん展示されています。入場無料なのが嬉しい。

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池田町洋風住宅街と言われる一角。ヴォーリズ建築が4軒連続しています。

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ここは外観のみの見学。じーっとよそのお宅を見つめる、何かの勧誘の人みたい(笑)。




ヴォーリズの建築は「もの凄い」という感じではなく、いい意味で普通の佇まい、優しさや温かみが感じられます。




~つづく~





【'15年9月27日追記】

早速、坂祝町の中濃教会に行ってきました。

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めっちゃ普通な感じ(笑) ヴォーリズ建築と言われなきゃ絶対気づかんわ、こりゃw







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2014/07/14 (Mon) 名建築の穴場:瑞浪芸術館(by中村好文)

瑞浪の屏風山の麓にある茅葺きの古民家。しかしよく見るとそれは、独特のアレンジを加えられた美術館。

ただ単に古民家を移築したのでは面白くないと、有名な建築家の中村好文氏が手を加えています。人などほとんど寄り付かないような山の中に、名建築がひっそり佇んでいるわけです。

その外観は以前から拝見していましたが、なかなか開館している時がなくて。一体いつ開いているのかと調べてみたら、これがまたチョ~不定期。まさにレアですよ、レア。いつしかその存在すら忘れかけていましたが、たまたま開館されるのを知って、ようやく駆けつけました。

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さあ、いよいよ念願の、内部へ。

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お、螺旋階段を上って屋根裏部屋へ行けるのか。

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おお~。面白いね。

中村氏の作品のテイストはいろいろあるけど、この建物とか、千葉の骨董ギャラリー「as it is」なんかの作風が好きだな。ようやく内部を見ることができ、満足です。







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2014/05/29 (Thu) 『モザイク浪漫館』と、藤森照信最新作『モザイクタイルミュージアム』@多治見市笠原

平成28年、隣町である多治見市笠原町に、超個性派建築家:藤森照信氏設計の「日本タイル館(仮称)」がオープンする、というニュースは以前から知っていましたが、昨日の新聞各紙および各種メディアにて、遂にその模型が発表されました。名称は『多治見市モザイクタイルミュージアム(TMTM)』となるようです。

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朝日新聞朝刊(※クリックすると拡大します)

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藤森建築のファンである我々は、これまでいくつか、その藤森作品を詣でております。
秋野不矩美術館@浜松市
神長官守矢史料館・茶室「空飛ぶ泥舟」・茶室「高過庵」@茅野市

こんな超弩級個性派建築が、自宅から10分程度で行ける場所に建てられるとあって、興奮を抑えきれません。




さて、この新美術館のオープンと同時に取り壊されてしまうのが、現在それらモザイクタイルを展示している『モザイク浪漫館』です。今ここに陳列されているアンティークなモザイクタイル群が、より整理され、演出・解説を加えられて、新美術館に並べられるとの事。

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廃校舎を利用して倉庫兼資料館になっているこの『モザイク浪漫館』も、これはこれで味があるのです。壊される前に見ておかないとね。

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陶製の風鈴が心地良い音を奏でています。今日のようにカラリと晴れた日は最高。

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総タイル貼りの浴槽。今となっては、本当の意味での贅沢、か。

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規格統一されたものでなく、一個一個違って、味があるのがイイ。

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膨大な量の未整理・未公開資料。

ボランティアの館長さんがほぼ一人で管理されているため、常時開館されているわけではなく、要予約です。

たっぷり1時間以上、詳細にお話をしていただけました。古き良きモザイクタイルの話、笠原のタイル産業の話、いろいろでしたが、そのお話に通底していたのは「失われつつある技術とスピリット」というテーマでした。

現在はタイルという建材そのものの市場が縮小している上に、大量生産の無個性な製品ばかりで、このような一個一個が微妙に異なる味のあるタイルはもう作られていない、との事。

こういったアンティークのタイルに価値を見出してここを訪れるのは、近辺に住む人よりむしろ遠方の人の方が多いそう。館長さん曰く、もっともっとタイルにハマッて関わってくれたり研究してくれたりする人を募集しているそうです。




さて、ここに来たもう一つの目的(いや、最大の目的、かな)。それは、上述の藤森作品の設計原案スケッチ。以前はふんわり公開されていた(笑)らしいですが、現在は「既に当初と仕様が変更された」ため、公開不可となっています。俺個人はそのスケッチ画像を持っていますが、当ブログで公開することができませんのであしからず。

それにしても、オープンが待ち遠しいですなぁ~!







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2014/05/19 (Mon) 服部信康さんの傑作を拝見

東海屈指の建築家→服部信康←さんの作品の見学会に参加させていただきました。今回は、いわゆる新作の内覧会ではなく、既に施主さんがお住まいのところを見せていただく、という形です。

お弟子さんを何人も抱え、作品によってそのスタイルを多彩に変える服部さんの作品群の中で、今回の作品は、その面白さとアート度において屈指と言えるのではないでしょうか。とにかく凄かった。

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これが外観。一見して、氏の自邸→『GO-TEI』←を連想しましたね。全体的にぐっと低く抑えられているのもイイですね。果たして内部は・・・

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開けてびっくり。エントランスが凄い。これはちょっとした小宇宙ですぜ。

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リビングや寝室が、このエントランスを取り囲む構造で、どこからでもこの「庭」を眺められます。なるほど、この家の立地はいわゆる住宅地で、周りにはそんなに良い景色が広がっているわけではありませんから、むしろこのように囲んでしまうのもアリなのですね。柔らかい光の差し方が素敵です。しかしこりゃもう、ほとんど美術館の趣ですなー。

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これが2階。この画像奥の採光部が素晴らしい。ちょっと言葉では説明しづらいですが、側面からの光を、壁やらなにやらの反射を利用して、柔らかく室内に広がるようにされています。

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ここでサプライズ・ゲストの登場。→我が家の建築家Sさん←と、右腕のDさん(画像では、立っている3人の中で、左がDさん、中央がSさん、右が服部さん)。実は密かに、ここでバッタリ会えるんじゃないかと夢想していたんですよ。なんてったって服部さんとSさんは、→お互いの新作をチェックしあう仲←ですから。このお二人に宇野友明さんを加えた三人が、東海のトップ3だと、俺は信じて疑いません。

さて、ここまでの画像を見て、分かる人には分かるかと思いますが、この家はいわゆる普通のまっすぐな形をしてませんから、おのずと家具やら何やらディテールもことごとく(既成品でなく)オリジナル。壁はオール漆喰です。大変贅沢な造りで、服部さん渾身の一作と言えるのではないでしょうか。








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