2017/05/18 (Thu) 路上バンド

この季節は最高だね。ビアガーデンで気持ち良く呑んだ後、地下鉄に乗って帰ろう、と言うところで、イイ感じのバンドの音。

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路上演奏のインストルメンタルのバンド。演奏は上手いし、自己主張も強すぎず、ほろ酔いの夜の街の風景に絶妙に溶け込んでいました。音に敏感な通りすがりの人が一人また一人と集まってきて、自然に聴衆となって。テレビ塔の下、と言うロケーションもまたイイ。

楽しませてもらいました♪



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2016/09/12 (Mon) 「題名のない音楽会」にジェフ・ミルズ登場

老舗クラシック番組「題名のない音楽会」に、テクノDJのジェフ・ミルズが登場、オーケストラとの共演を果たしました。



演奏自体はどことなく鈍重で垢抜けない感じが否めなかったけど、お茶の間(←死語)にミニマルミュージックが分かりやすい形で提示された事に意義があると思う。

これをきっかけに「反復」という概念や、ミニマル・ミュージック/エレクトロニック・ミュージックに関心を持つ人が出てくるかも知れないので、当記事では、「じゃあここから何を聴いたらいいのか」、オススメ盤を紹介したい。




まず、オーケストラとエレクトロニック・ミュージックの共演という観点で、最も有機的な例の一つとして挙げたいのが、このコンサート映像作品。



ビョーク 「ヴェスパタイン・ライヴ/ロイヤル・オペラ・ハウス」

「取ってつけた感」皆無、必然性を感じるアンサンブルだね。




ビョークは歌モノだし、ミニマル感が薄いので、テクノ系の音楽に生楽器(オーケストラじゃないけれども)を使った例としてコレを挙げます。

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ロニ・サイズ 「ニュー・フォームズ」

普段ポップスやロックを聴き慣れている人がいきなり生粋のテクノを聴くのはハードルが高いかも知れないけど、これならキャッチーで聴きやすいと思う。聴きやすいからと言って決して“初心者用”じゃなく、内容そのものも大傑作。'97年に大流行した「ドラムンベース」というスタイルの作品。




番組内で4曲演奏されたうち、最初のはパッヘルベルの「カノン」。誰もが知ってるし、「反復」の例として、短い時間で分からせるにはこれ以上のものはないでしょう。

しかし、「反復による高揚」をもっと感じるには、どうしても長い時間が必要。そこでクラシック系のミニマルの例として挙げたいのがこれ。

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ギャビン・ブライヤーズ 「イエスの血は決して私を見捨てたことはない」

極小音量でスタート。オーケストラの演奏に、路上で採取したおじいさんの呟きのサンプリングを乗せる。ただそれをひたすら70分繰り返す。それと気づかないうちに編成と音量がだんだん増えていく。「高揚」というより「覚醒」もしくは「恍惚」と表現した方がいいかな。




さて、最後に、自分が「反復」という言葉を聞いて、その最高峰/金字塔として真っ先に思い浮かべるのは、この2枚。

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マイルス・デイヴィス 「オン・ザ・コーナー」

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フェラ・クティ 「ゾンビ」

フェラの音楽とマイルスの電化時代の音楽って「対」の関係だと思っとります。



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2015/11/12 (Thu) ウォーターフロント・スタジオのレコード

ちょっとしたきっかけがあって、ここのところ「レコーディング・スタジオ」という切り口でアルバムを聴いてる。

ウォーターフロント・スタジオは、'90年代にレニー・クラヴィッツの録音で一時代を築いた、ヴィンテージ機材満載のスタジオ。

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レニクラの作品群で最も好みなのは2ndの「MAMA SAID」。'70年代のソウルっぽさがそこかしこに漂っているし、良いメロディも多い。以降の作品はいかんせん大味なロックに偏りすぎている。

所謂ロック・クラシックの類に馴染みのないリスナーも、これを取っ掛かりにするとイイかもね。

もちろん音は良いのだが、やはりギミック臭があり、博物館的復刻企画として意地悪な楽しみ方をするのが、マニアに残された唯一の道かも知れない。




続いて、当時日本で一世を風靡していたプロデューサー:小林武史によるバーチャル・バンド企画、YEN TOWN BAND「MONTAGE」

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シンプルな佳曲が並ぶ好盤。気取ったスノッブ臭が玉に瑕だが、それも含めて極めて'90年代っぽく、鼻の奥がツーンとしたりするのは、自分が当時20代だった世代だから。

小林はこれのほかにミスチルの「深海」もここで録音させている。





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2015/10/28 (Wed) フラットマンドリンの名手:サラ・ジャローズ(Sarah Jarosz)

マンドリン用に書かれたクラシック曲ってホントに少なくて、むすめのクラブで演奏するのもポップスや歌謡曲を編曲したものばかりで寂しい限り。

ところが、ブルーグラスの世界に目を向けると、マンドリン(フラット・マンドリン)は花型楽器の一つ。このサラ・ジャローズ(Sarah Jarosz)はちょうど今「I'm With Her」という女性トリオで来日中とのこと。



上手いなー。そして、カントリー/ブルーグラスの世界も深い。それとなくむすめに聞かせてそそのかしてみようかな・・・。




カントリー/ウエスタン/ブルーグラスって、あまり得意なジャンルではないけど、→コレ←とか→コレ←とか愛聴盤もあるし、今後開拓してみたい気はするなぁ。そして、一見懐古的なように見えて、実は今“キテる”音楽って感じもするんだよね、俺の嗅覚が。









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2013/12/18 (Wed) 久々に音楽を愛でる

ここんとこ呑み会やらご馳走やらでカロリーの過剰摂取ぶりが酷い。今夜も忘年会が控えておる。なので今日はちょっとキツめのトレランでもやるかぁ、って思ってたんですが、あいにくの雨orz 約1年かけてダイエットに励んできましたが、こんなんじゃ年内の目標達成はダメだなorz

嘆いてばかりじゃしょうがないので、今日一日何して遊ぶか。ここ1~2年ぐらい、お出かけに夢中で全然音楽を愛でてやっていないので(毎日音楽は流すけれど、あくまでBGM)、今日はじっくり向き合う事にしました。

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photo by Kouki Hatano

数年前まではオーディオ選びに奔走した時期もありましたが、今はこのメイン・セットに完全に落ち着いています。スピーカーはタンノイの'70年代ヴィンテージである“ランカスター”、アンプはラックスマン“L-507sⅡ”。かすれの表現や箱の鳴りっぷりが極上で、一生のお付き合いと思ってます。

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因みにロフトに置いてあるサブ・セットは、スピーカーがダイナコのヴィンテージ“A-40XL”、パワー・アンプはクリスキット“P-35Ⅲ(ベルウッド・ランシングによるカスタマイズド)”、コントロール・アンプは同じくクリスキットの“MARK-8D”ですが、こちらはしばらく鳴らしてもおらず、劣化が心配です。でも寒いし狭いし、ロフトに篭もる気にならないorz




さて、今回の選盤基準ですが。年明けにある凄い場所で秘密の音楽鑑賞会が催されるのですが、そこに持参する事を意識しました。まず「愛聴盤である事」。次に「音質が良い事」。ただし、決してハイファイ的な意味ではなく、たとえ原始的な録音であっても、真に迫って色気があればOK。

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photo by Kouki Hatano

約8000枚ほどあるCD倉庫から「あーでもない、こーでもない」と選盤するのはこの上なく楽しい♪こういう楽しみ、すっかり忘れていたなぁ・・・最近アウトドアばっかりで。




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THE BAND “MUSIC FROM BIG PINK”

ぶっちぎりの愛聴盤第一位。リマスターで随分音の輪郭が明瞭になったものの、一般的に考えるとオーディオ的にはちょっと音がこもりがちか。

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Prefab Sprout “Andromeda Heights”

美しすぎるメロディ。ヴィンテージっぽい煤けた音が好きな自分ですが、これだけは今回のチョイスの中で例外的にキラキラ音質名盤です。

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ELVIS COSTELLO WITH BURT BACHARACH “PAINTED FROM MEMORY”

多作すぎてやや大味なきらいのあるコステロの音盤群ですが、このバカラックとの共演盤は、繊細な魅力溢れる一枚。

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Lou Reed “Ecstasy”

ルー・リードはどれも音質が素晴らしい。ギターとヴォーカルの生々しさは特筆モノ。

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THE ROLLING STONES “BLACK AND BLUE”

ストーンズの音盤群の中で最も音質がイイ。

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BERT JANSCH & JOHN RENBOURN “After the Dance”

生涯の愛聴盤第二位。音質も凄い。ほどよくマイナーなところもプライドをくすぐる。今のところこれが最有力かな。

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JONI MITCHELL “Travelogue”

クラシックの何枚かも頭に浮かんだけど、なんとなく会が盛り上がらなさそうなんで却下。この「トラヴェローグ」はその点、オーケストラを有意義に採り入れた盤で、管弦楽器の音も楽しめていいかな。

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AMA'LIA RODRIGUES “no Cafe Luso”

極めて簡素な録音ですが、こういうのを見事に鳴らしてこそ良いオーディオでしょう?歌唱/演奏の熱気は間違いなく凄い。

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THE BEATLES “Sgt.Peppers Lonely Hearts Club Band(MONO)”

世界一有名なアルバムw 今更「サージェント・ペパーズ?」という感じだけど、モノ盤の色気は只者ではないのです。

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CARMEN McRAE “The Great American Songbook”

ジャズファンである主催者の方が「ジャズ・ヴォーカルは苦手」と知った上での、あえてのチョイスw ムード先行の凡百のカクテル・ジャズ・ヴォーカルなんかとは百万光年離れた次元の、クールかつ肉感的な名盤。ライヴ盤なので音質的に不利ですが、その臨場感も含めてイイ音で再現したいところ。




こうして書いている間にも、ロバート・ワイアット「シュリープ」、ガース・ハドソン「ガースの世界」、アントニー&ジョンソンズの1stなど、次々と聴きたい愛聴盤が浮かんできます。キリがないので、ここらへんでこの記事をアップしちゃいまーす♪










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プロフィール

EYK

Author:EYK
2つのバンドでドラムを叩いてます。
名古屋を中心に活動するインディーズ・バンド『ニコルデカ』
★12/30(土)LIVE@大須 ell.SIZE♪
★11thアルバム『士(サムライ)』好評発売中♪
★ベスト盤『better』(1st~7thアルバムから選曲)好評発売中♪

世界に愛と平和をもたらすために結成された名古屋発スーパーバンド『ビートエフスキー』
★年内のライブはありません。

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