2008/07/31 (Thu) トラン・アン・ユン監督で「ノルウェイの森」映画化!!

今朝の朝日新聞で小さな記事になっているのを読んで、全身に鳥肌が立った。



「うおおおおお!!とりあえずブログに書かなきゃ!」と思い立ってPCを立ち上げると、YAHOOニュースにもなっていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080731-00000003-vari-ent


ほとんどの日本人にとってこのニュースは「あの村上春樹の大ベストセラーが映画になる」という点でのみ注目されているようだが、俺にとっては「生涯のベスト・ワンと言える傑作映画を撮った監督の新作が観られる」という以外の何物でもない。



「映画館などには行かない」と半ば宣言している俺でも、こればっかりはDVD化を待ちきれなくて、映画館に行ってしまうかも知れない。


しかしながら、不安もいくつかある。


①原作をなぞるようなものだったらどうしよう・・・・・。この監督はそもそもストーリーをうんぬんするようなタイプでは絶対になく、圧倒的な映像美を堪能すべき映像作家だ。「映像の詩人」と言っても過言ではない。「退屈」だとか「展開がない」などと言い出す輩は、もう絶対的に映画を観るセンスが欠如しているわけだから、こういうヤツらにおもねって中途半端に「親切な」映画を作る必要は全くない。なのであるが、製作がフジテレビで、題材があの大ベストセラーということで、そうなってしまう可能性も結構あり、そこがもの凄く不安である。


「原作を裏切るな」とか、もうそういう意見は徹底的に無視してよい!とにかく、トラン・アン・ユンらしい新作が観たい!そうする事で、結局は原作の「本質的なスピリット」を映像化することにつながると思うのだが・・・・。




②ジャニーズ・タレントやアイドルなんかがキャスティングされたらどうしよう・・・・・・・。もうそうなったら、俺は映画館へも行かないし、DVDもレンタルで済ませる。




と、まあこのように不安もあるんだけど、永らく映画化を渋っていた村上春樹がようやくOKを出したのだから、上記のような愚行は村上自身も許さないだろう。そう思いたい。


とにかく。もの凄い数の原作ファンが存在し、かつてなかったほどこの監督の作品が多くの人に観られるはずだ。その事自体は喜ばしい事だが、多数の人に本当に理解される必要などない。理解レベルの低い原作ファンなど完全に置いてけぼりを食らわすような傑作を猛烈・切実に期待!!








さて、そんなトラン・アン・ユンの過去の傑作は以下の通り。




デビュー作にして最高傑作。そして俺の生涯のベスト・ワン映画。カンヌ映画祭カメラドール(新人監督賞受賞)の

青いパパイヤの香り
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セリフとストーリー展開を極限まで抑え、「映像詩」とも言える究極の映像美を湛える傑作。








ヴェネチア映画祭金獅子賞(最高賞)受賞の

シクロ
1.jpg


前作の優雅さから一転、ダークな色合いであるが、グロいものを美しいものへと転化させる映像マジックが炸裂!







そして現時点での最新作


夏至
D110470158.jpeg


ストーリー的には最も「普通の」作品。ちゃんとドラマもそれなりにあり、もしかしたら最初にまずとっつくのに最適かも。もちろん官能的な映像美も健在!







村上ファンで「ノルウェイ」を観に行く人は、これらでまず「予習」しておくと良いかも?



ともあれ、2010年の公開(時間かかり過ぎちゃう??)が待ちきれないでごわす。







【後日談】
映画「ノルウェイの森」観ました!感想文






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