2009/02/26 (Thu) 猪俣猛『THE DIALOGUE』

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’77年発売。ジャズ・ドラマー猪俣猛の、様々な楽器奏者とのデュオ演奏を収めたアルバム。

共演楽器はベース、パーカッション、ヴィブラフォン、フルート、ギター、テナー・サックス、トロンボーンの七つ。各々一曲ずつ、ドラムの猪俣とのデュオで演奏したものが、計七曲収録されている。「ダイアログ」とは「会話」の事なので、そのものズバリのタイトルだね。


もの凄く生々しい録音で有名な作品で、オーディオ・リファレンス用ソフトとして重用されているみたい。※オーディオ・リファレンス用ソフト=オーディオの音質チェックや音質比較のために流されるソフトの事


企画・制作は(株)オ-ディオラボという会社だそうで、会社名からして、元々そのために作られた作品、という色合いが濃いね。実際インナー・スリーブには、使われたマイクの種類と、一曲毎のマイク・セッティング図が丁寧に記されているという凝りよう。でも、単なるオーディオ・リファレンス用としてしまうには惜しい、素晴らしい演奏内容だ。


作品のコンセプトと、演奏内容から察するに、恐らく全て即興演奏だろう(簡単なアウトラインぐらいはあらかじめ決めてあったかも知れないが)。「会話」の名に相応しい、まさしくガチンコ勝負の連続だ。現在よく聞かれる「雰囲気勝負」のしょーもない即興演奏とは明らかに一線を画す、本当にその楽器の特性を知り尽くし、高い技術を持った奏者にしかできない、密度の高い即興演奏だ。


これを知ったきっかけは↓この時↓

http://eyknicholdeka.spaces.live.com/blog/cns!82B8C9E8651D3BB9!1261.entry?&_c02_owner=1

試聴会場でリファレンスとして流されていたのが、このアルバムのアナログ盤。非常に短い時間だったけど、すぐさまピンときて、作品名を尋ねてメモったもの。その数年後に中古で2000円強(!)
で見つけ、高いとは思ったが、俺をオーディオに引き合わせてくれた運命の盤だからと思って購入した。今回この記事を書くにあたって調べてみると、現在はSACDハイブリッド盤が4200円(!)との事で、結果的に2000円でも買っといて良かったなと・・・。それにしても、たった40分収録のCDが4200円て一体どういう事だ?






上記の日記は、俺がオーディオにハマった最初のものなんだけど、当時から既にオーディオはメカっぽいものより家具調のものが好みだったんだなぁ~としみじみ。それに、ケーブルをバカにし、「音はスピーカーで決まる」と最初から直感的に分かっていたのは我ながら立派(笑)。




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