中山道奈良井宿
土岐からこの奈良井宿というのは、泊りで行くほど遠くでもないし、日帰り強行日程を組むほど強烈な魅力があるとも思えず、中山道好きの俺としてもこれまで「行ってみたいな~、でも・・・」という感じでモジモジしているような場所だったんですが、諏訪への中間地点として一泊するというカミさんの案にはスッキリ納得。かくして、「宿場町に泊まる」というなんとも風流な旅となりました。中山道の木曽路区間では最も栄えた宿場町というだけあって、全長約1㎞!圧巻の町並みです。GWとはいえ、到着したのは夕方。観光客はほとんど退散した後で、贅沢な空間を味わえました。
なんか面白いポーズをとろうと二人でクネクネしているうちにシャッターを切られた、の図。
町並み地図を見ると、見どころはいっぱいありそうですが、疲れていたのと、ここまで楽しい事が満載すぎてありがたみが麻痺していたのとで、サクッと歩いて満足しちゃいました。
夕食と入浴後、疲れも癒えたところで、カミさんと「あまりに軽すぎたよな」って事で夜の奈良井宿を再び徘徊。
帰宅後、改めてこの辺の復習をしているんですが、やはり俺はこうやってガッツリ観光化された所より、むしろ宿場と宿場の間(特に山間)を歩いてみるのが好きなんだと思いました。奈良井周辺で言えば、中山道屈指の難所と呼ばれた鳥居峠なんかがそうですね。見てるとワクワクします。いつか是非。
ところで、この宿場町の中にも酒蔵(杉の森酒造)が一軒ありました。予習不足で知らなかったので、杉玉(酒蔵のシンボル)を見つけた時はテンションMAXでした。
その話を宿の女将さんにしたところ、藪原宿(奈良井宿の一つ手前)にも木曽路という酒を造ってる蔵があるんだそうで。しまった!通り過ぎてまった!だって知らなかったんだもん(泣)。いずれリベンジしたるわい。
奈良井の酒、杉の森については、呑んでもし美味ければ後日レポートします。