2013/12/04 (Wed) 『美術手帖』2013/12月号の特集は「生活陶芸」

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『美術手帖』って、雑誌のくせに1600円もするんですが、今月号の特集は「新しい芸術運動としての陶芸」とあり、パラパラとめくってみると、身近な作家やギャラリーが取り上げられていたので、思わず買ってしまいました。大フィーチャーされている作家数人のうち二人が土岐在住、一人が多治見在住。我が家の食器棚に並んでいる作家もいます。そして、よく行く多治見のギャラリー2軒が紹介されていました。

当ブログでもたびたび陶芸や陶芸作家さんの記事を書いていますが、実は陶芸に詳しいのはカミさんの方で、自分はこの10年来、陶芸の素晴らしさについてずっと刷り込まれてきた、という感じです。

ギャルリ百草←@多治見
gallery陶林春窯←@多治見
季の雲←@長浜

これまで、半ばカミさんに拉致されるようにして連れて行かれたギャラリーのいくつかも、特集で紹介されていました。

記事によると、'80年代頃までは、陶芸と言えば「人間国宝を頂点とした、いわば“巨匠系”の器」か「アートに特化したオブジェ」か、どちらかだったのが、'90年代頃から「手元に置いて使って“育てる”生活陶芸」に新たな才能がどんどん集結している、との事。

ここ“美濃焼の町”土岐で生まれ育った自分の目にも、言われてみればそうした動きがなるほど、見えてきます。友人・知人・親戚に陶芸作家が多く、造形として魅力的で、かつ、普段普通に使っている、そういうものが増えてきています。

数年前、カミさんが「もう今後は作家物か骨董しか買わない」宣言をした時、はじめは「一体どこのセレブか」と戯言のように思ったものですが、実際それらの価格を見ると、多くは数千円で買えるものであり、大した経済力がなくても十分楽しめる範囲である事が分かりました。まさに「身近なアート」であります。記事中でのある作家の発言「少しの欠けなら気にせず、使って育てるのがうつわの楽しみ」というのも、うなずけます。

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こつこつ買い集めてきたカミさんのコレクションの一部。

初めはカミさんに付き合わされてる感のあった自分も、本格的に日本酒にのめり込むようになり、自ずと酒器を集めるようになりました。

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そして最近ようやく、酒器のための棚を一段、カミさんから奪取しましたw




こういう新しい芸術運動の拠点のような町に住んでいると、そうした作家が出入りし、たむろする「場」の話もよく耳にします。飲食店に限ってみても、「やぶれ傘」「カフェ温土」「そったくどうじ」(いずれも多治見市)といった店があり、自然発生的にできた人間関係やサークルのようなものもあります。時々そうしたものの片鱗に触れる機会があると、そのエネルギーや面白さに興奮を覚えます。

そういえば、つい先日→ライヴの打ち上げで連れてってもらった店←も、アングラ音楽人・演劇人のアジトのような店で、隣のテーブルからも音楽談義が聞こえてきたな。

こういう「何かが生まれようとしている場」に居合わせられる楽しさ。例えばアンディ・ウォーホルの「ファクトリー」のような、いろいろな才能がたむろする「場」。そうした「場」に、ただ野次馬的に居合わせるだけでなく、意図的に絡んだり、創り出したりしていけたら楽しいだろうな。そんな事を夢想していると、将来自分がやりたい事のヒントが得られるような気もします。








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わぁッ!!素敵な棚に私の品もッ〝
大変嬉しいです~ありがとうございます!!
FBでは少し照れるのでこちらに書き込ませていただきました笑

2013/12/05 03:28 | hajime tanaka [ 編集 ]


 

気づいてもらえましたか(笑)!
田中さんのこの黒い酒器は、自分にとっては燗酒用で、つまりこの時期はほぼ毎日活躍してくれています。
背が低く、それでいて表面積が広いので、小さな鍋でもどっぷりと肩まで湯に浸かってくれて、中の酒を優しく湯煎する事ができます。
見る角度によって鈍色に鉄っぽく光る姿も渋く、絶対手放せない逸品です♪

2013/12/05 09:32 | EYK@ニコルデカ [ 編集 ]


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