2013/12/22 (Sun) 魅惑の蓄音機:SPレコードの音

近所で定期的に催されている骨董市に遊びに行ってきました。コレクターのカミさんはすっかり常連ですが、自分は初めて。器や古道具はカミさんの領域なので、自分は「ほっこり系の仏像」とか「ビクター犬ニッパー君」なんかがないかなー・・・なんて思いながらうろついていると、蓄音機でイイ音を流しているお店がありました。

南知多から来ているダンテスさんと言うんですが、蓄音機/SPレコードの知識も豊富で、いろいろ教えてもらいました。よく骨董屋の片隅に置いてある蓄音機は大抵ジャンク品のインテリア扱いで音は聴けないので、これは嬉しい。

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ポリドール製 ¥60000也

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コロムビア製 ¥75000也

SPレコードと言うのは、よくあるアナログ(LP)レコードの事ではなく、更にその前の時代のメディア。「アルバム」などという概念はLP時代以降に出てきたもので、SPには片面1曲ずつしか入っていません。家庭用電源ではなくゼンマイ式。針も6回聴いたらオシャカなので要交換。ここまで手間がかかると、普段ボタン一つでCDを垂れ流しているのとはそもそも「聴く」という行為の意味が違ってくるね。

そしてその音と言うのが素晴らしい。言うまでもなく、「高音域がどーの低音域がどーの」というハイファイ的な話ではなく(そもそもそういう音域は物理的に出ないのです)、中音域(すなわち人の声)が色気たっぷりなのです。この活き活きとした音は、自宅のオーディオでは(ヴィンテージ・スピーカーと言えども)到底再現できないものです。

何枚か聴かせてもらいましたが、それらのラベルには「RCA」「DECCA」「MERCURY」といったいずれも輝かしい歴史を誇るレコードレーベルの名が刻まれています。古き良き名曲群。溌剌とした歌唱と演奏。いーなー・・・

帰宅後、これに触発されて引っ張り出してきたのは、宝物のようなこのBOXセット。

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ANTHOLOGY OF AMERICAN FOLK MUSIC (SMITHSONIAN FOLKWAYS RECORDINGS)

ハリー・スミス編纂の、アメリカの古いポピュラー音楽の6枚組オムニバス。音源は1927年~1935年に発売されたフォーク/カントリー/ブルース等。

蓄音機のあの音はもちろん再現できないけれど、イイ♪ LPサイズの化粧箱入り、詳細な英文資料も付いて、CDと言えどもフェチ心をくすぐってくれます。





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