2014/01/06 (Mon) 追悼:大瀧詠一

昨年の大晦日にとんでもない訃報が飛び込んできました。大瀧詠一急逝。享年65歳。日本の音楽界の至宝があまりに早く失われてしまいました。ご冥福をお祈りします。

しかしながら、年末年始の慌しさの中、じっくりその音楽と向き合う時間がなかなか取れずにいました。今ようやくちゃんと時間をとって一枚ずつ聴いているところです。

寡作な人とは言え、キャリアは長く、そのどれもが意義ある作品ばかりなので、「これさえ聴けばOK」的な代表作を選ぶのは難しいですが、「はっぴいえんど」の諸作を除き、個人名義のものだけに限ると・・・

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初期の、アーシーなロック路線ならば『NIAGARA MOON』 。ニューオーリンズ音楽をはじめとしたルーツ・ミュージックの感触やグルーヴを、日本人の感覚に翻訳して昇華。ちぎって投げつけるような歌、言葉の乗せ方も唯一無二。

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後期のウォール・オブ・サウンドなポップ路線ならば『A LONG VACATION』。フィル・スペクターやビーチボーイズあたりからの影響を、完全に自分のものにし、えも言われぬ美しいメロディとブレンドしてみせる。まさに「大瀧節」が炸裂。この路線の大成功が、「冬のリヴィエラ」(森進一)や「熱き心に」(小林旭)といった「一秒で大瀧詠一の仕事と分る」作風に結実していくのですね。

しかしながら、ウーン・・・『ファースト』も『EACH TIME』も捨てがたい・・・そんな風に思わせてくれるほど、そのどれもが傑作揃いです。

とにかく、一曲一曲に詰め込まれた情報量が凄い。と言っても、雑多な感じではなく、一見とてもシンプルなのです。それなのに、掘り下げていくと実はかなり深い。彼の音楽はまさにポップ・ミュージックの理想形だったのです。

ここまで「はっぴいえんど」~ソロ・アルバムと聴き進めてきたので、続いては「ナイアガラ・トライアングル」などの“コラボもの”や、「ソング・ブック」などの“提供もの”(太田裕美や松田聖子など多数)、おっと、「幸せな結末」「恋するふたり」のような“シングル発売のみ”ってやつもちゃんと聴かないと。8cmCDの「幸せな結末」なんか実家に置いてあるから取りにいかないとなぁ!







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享年を記す時は『歳』は不要ですよ。

2014/01/09 23:26 | 通りすがり。 [ 編集 ]


Re: タイトルなし 

知らなかったー。ありがとうございます(^o^)/

という事は、

↓コレや、
http://dic.nicovideo.jp/a/%E4%BA%AB%E5%B9%B4

↓コレは、
http://kotobank.jp/word/%E4%BA%AB%E5%B9%B4

間違ってる、という事ですかね?


2014/01/10 00:21 | EYK@ニコルデカ [ 編集 ]


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