2014/06/12 (Thu) ペットサウンズ症候群

最近、むすめの影響でビーチボーイズの『ペットサウンズ』に聴き浸ってます。

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・・・と書くと「えっ?」って感じですけど。実はこのアルバムの1曲目「素敵じゃないか」が、嵐の松本潤が主演した映画『陽だまりの彼女』の主題歌でして、そのDVDを見ていたむすめに「お父さん、この曲のCD持ってる?ちゃんと聴きたいんだけど」とねだられたのがきっかけ、というわけです。

しかしながら、むすめはその曲にしか関心がないので、毎日ひたすらその曲だけを無限リピートするわけです。いくら名曲でも延々とそればかり聴かされてはたまったもんじゃないと、途中から「1曲リピートはしない」という条件でCDを貸すことにすると、最初は渋々それを承諾したむすめも、次第にアルバムのほかの曲を鼻歌で歌い出すようになりました。さすがは“世紀の名盤”。そして、かつて2009年にビートルズばかりをひたすら浴びせるようにむすめに聞かせた成果が、今こうして出てきているのだと、お父さんは密かにほくそ笑んでおるわけです。フヒヒ。




それにしてもこの『ペットサウンズ』の複雑さ、深さ、美しさはただものではありません。

コアなビーチボーイズのファンでもない自分にとって、ビーチボーイズとはすなわちブライアン・ウィルソンの事であり、したがって、サーフィン/ホットロッド期のビーチボーイズの諸作はすっかり「CDラックの肥やし」状態、専ら好んで聴くのはこの『ペットサウンズ』と、ブライアンのソロの数枚、という感じです。

特に気に入っているのは、『駄目な僕』

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ベテラン再生を得意とするドン・ウォズのプロデュースで、音数も少なめ、音質も簡素。まさに「剥き出しのブライアン」が刻印されており、なんだか痛いぐらい美しい。

そして何と言っても『スマイル』

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本来は『ペットサウンズ』に次いで発売され、歴史的名盤になるはずだったものが、レコード会社の無理解やブライアンの精神病などの悲劇に見舞われ、完成目前でお蔵入り。それが数十年の時を経て、再びブライアン本人の手によって完成され、日の目を見る事になったいわくつきの作品。

一体どれだけ当時イメージしていた輝きを再現できるか、と注目していましたが、なんとまあ艶やかな事よ。取り巻く時代や環境が当時とは全く違っている(したがって「時代を象徴する名盤」にはなり得ない)という事は致し方ないですが、作品の質そのものは文句のつけようがないくらい素晴らしいです。




自分の中ではまだしばらく「ブライアン漬け」は続きそう。むすめの嵐狂いもたまには役に立った、か??





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