2014/09/15 (Mon) 日本のチロル?マチュピチュ?“天空の里”下栗に行ってきたよ。

以前からずっと、自分の「行きたい所リスト」に入れてあった“天空の里”下栗。この夏こそ行こうと思っていたのに雨ばかりで行けず、ようやくこの日、抜けるような秋晴れに恵まれたので、“夏のやり残し”を処理しに行ってきました。

これまで何年も行くのを躊躇していた理由は、そのアクセスの不便さ。地図上で俯瞰して見ると、それほど距離があるように見えないのですが、土岐から飯田まで高速を使っても恐らく2時間半、今回往路は下道で行ったので、3時間半もかかりました。途上は天気も景色も最高だったので、まあドライブと思って楽しんだけど、いやぁ~・・・それにしても遠い!

遠山郷方面からビューポイントへの入口は2箇所あり、我々は手前(上島トンネル付近)の入口から入ったのですが、このルートは、下栗の里の真っ只中を通るもので、道は極狭!強烈なヘアピンカーブの連続!我々は小型車だったのでなんとか行けましたが、ワンボックスカーなんかは絶対アウトでしょう。上村小学校付近の入口から入るべきです。

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そうやってなんとかビューポイント駐車場に到着。これほどまでにアクセスが不便なのだし、ここまで交通の混雑はなかったので、(有名な場所ではあっても)人はそんなにいないだろうと思っていたのですが、なんと駐車場は満車に近く、観光客やライダーががっつりいましたorz どうやら数年前にTVCMで使われてから観光客が激増したらしいです。“穴場の神”を自称する俺様ともあろう者が、なんたるリサーチ不足!不覚でござる!それによく考えたら、世間は三連休じゃないか。自分自身が三連休なんかじゃないので、すっかり忘れとったわい。そりゃ混むよな・・・。

この駐車場付近にある飲食店は「はんば亭」がほぼ唯一(もう一つあるにはあったが、お話にならないぐらい小さい店)なので、当然客はここに殺到。昼食の順番待ちは10組を越えていました。ほかに選択肢がないので、我々も順番待ち名簿に記名。店のおばちゃんと交渉し、ここから歩いて片道20分のビューポイントに先に行き、帰ってきたら最優先で着席させてもらう事にしました。

ビューポイントへは森の中を歩くのですが、列を成して歩いている人たちのほとんどが、歩く事に慣れていない“THE観光客”で、ゼェゼェヒィヒィ息も絶え絶えの人もいたり、すれ違う人からは「あと200Mぐらい!頑張って!」と励まされたり。もちろん「ありがとうございます!」と笑顔で返すのですが、頑張るも何も、平坦な遊歩道をたかだか20分歩くだけなんだけど(;^_^A いやぁ~これはとんだ場違いな所に来てしまった感じ(´Д`)

到着するとそこには、鉄パイプで組まれた簡易展望台が。“天空の里”を眺めるのは、その枠内に限られます。まぁその事は、ネットで「下栗の里」を画像検索すると、ズラリと同じアングル、同じ構図の画像ばかりが並んでいる事で大体予想していました。この状況で、ある程度他と差別化された「自分だけの」写真を撮るには、真冬にここを訪れるというエクストリームな方法を除けば、人物を入れる、ぐらいしかないでしょうね(笑)。こんな所でなんとかユニークな写真を撮ろうとあがいたのか知らんが、枠からはずれた所で撮影を試みたオジサンが落石を起こし、下にいた人たちから睨まれていました。気持ちは分るが、やめましょうねw

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さて、そのビューポイントから見える景色はこれ。こうやって画像で見るのと、実際に現地で見るのとは、やはり全然迫力が違います。その立体感やスケールに圧倒されるとともに、よくこんな場所にへばりつくように人が暮らしているなぁ、と驚きます。なんでまたこんな凄まじい場所で暮らし始めたのだろうと考えた時、きっと落ち武者か何か、一目を避けて暮らさねばならなかった事情でもあったのだろうと思いましたが、なんと近くで縄文土器が見つかっているそうで、そんな昔からここには人が住んでいたらしいのです。なんでまた??不思議ですね。




さて、空きっ腹を抱えて「はんば亭」に戻ると、予定通りおばちゃんがすぐに席に案内してくれました。

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イモ田楽。下栗イモ(二度イモ)を使った珍しい田楽。皮もそのまま調理され、パリッと香ばしい。下栗イモは小ぶりで身もしまっていて美味い。

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その下栗イモを使ったコロッケ。

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下栗イモを収穫した後は下栗ソバが蒔かれるのだそう。

まさに下栗づくしの昼食でした♪




この下栗の里は「日本のチロル」と呼ばれているようですが、そうかなぁ・・・。この、山にへばりつくような厳しい立地は、例えるなら「日本のマチュピチュ」の方がしっくりくる気がします。なお、「日本のマチュピチュ」筆頭格である竹田城には、いくら絶景と言われても行く気がしません。あのように過剰にブームになり、観光客だらけで、石垣の損傷が懸念される中ではねぇ。それより、「岐阜のマチュピチュ」としてオススメしたいのは、揖斐川町の→上ヶ流茶園←。こちらはまだほとんど知られていません。そこがいい。

村の有志で遊歩道を整備し、村おこしをし、こうして絶景を求めて多くの観光客が訪れるようになった事に頭が下がる思いである一方で、いくら絶景と言えど、用意された枠の中だけで、多くの観光客と一緒に流れ作業のごとくそれを見るというのは何とも味気ない。今のようにあっという間に情報が広まり、すぐにブームになってしまう世の中で、「自分だけの景色」を得ようと思えば、やはりそれなりの下調べや、足を使う、汗をかく、などの労力が必要だなぁと、今回リサーチ不足だった自称“穴場の神”は改めて再認識した次第です。


















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