2014/12/23 (Tue) 岩崖の三十三観音:『前平観音』@恵那市飯地

ここんとこ恵那市飯地周辺にちょっとハマってます。もの凄い田舎で、世間的に注目される事など恐らくほとんどないのでは、と思いますが、そこがいい。当ブログで取り上げたのは、最近だと霧の栃久保棚田。少し前だと古道河合坂。かろうじて知られていそうなのは平瀬滝か。実は先日の秘密の焚き火もこの辺です。まだまだ俺のネタ帳には飯地ネタがいくつかあり、当分ここで楽しめそう。

今回訪れたのは杉之沢の集落。地形図で見ると、いかにも外界から隔絶された隠し里の風情(くれぐれも言っておきますが、娯楽的要素は皆無)。行動開始が14時で時間もあまりないので、この何もない集落をのんびりポタリングでもしようと折りたたみ自転車を積んで出かけました。

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ところが、集落の最南端に車で到着すると、この道標。「奥屋かんのんみち」。気になる。気になりすぎる。かくしてポタリングの予定を放棄し、この謎の道に突入。かなりの急勾配を、木曽川方向に向かって駆け下ります。

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途中にあった石仏。「前平の役の行者」と書かれています。そして、目的の“かんのん”は「前平観音」という名称であると判明。

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ふと来た道を振り返ったところ。鬱蒼とした杉林。帰りはこれを登るのかぁ・・・と思うとうんざりします。そして下り続けること15分ほどだっただろうか、遂に目的地に到達。

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急な岩崖に石仏群!

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登って行くと、岩の隙間やらにところ狭しと石仏が。岩崖上部は更に傾斜が急で、ロープを握って登る事になります。

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洞窟から湧き水が垂れていて雰囲気を引き立てる。

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最上部から眼下の眺め。結構な高度感。

こんな不便な所に一体誰が来るんだろ。かなりの秘境感。気になって帰宅後に調べてみました。

「木曽川を真下に見る岩崖にあり、ここに行く道筋は、今でも木曽川に面する断崖を下っていく山道しかない。木曽川まで急崖を約150m下ったところにある。 岩崖には、三十三観音石仏が安置されている。ここは、木曽川の材木流し(大川狩)の難所で、多くの従事者が犠牲になった。その関係者が、文化年間(1804~1817)に三十三観音を建立した。旧暦2月17日が祭日で、この日の祭りだけは、飯地町沢尻の人たちによって途切れることなく続いているが、この日以外は訪れる人もほとんどなく、忘れられた存在になっている。」(恵那市地域情報サイトより抜粋) ※注※下線部「飯地町沢尻の人たちによって」となっていますが、恐らく「飯地町杉之沢」の誤記と思われます。

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帰りは覚悟していた通りの急登。なんとか日没前に車に到着しましたが、汗だく!





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