2015/06/12 (Fri) 高田渡を予習

高田漣(伝説のフォークシンガー高田渡の息子さんにして、マルチ弦楽器奏者)のライブに行きます。その名も【高田渡トリビュートライブ “Just Folks” 名古屋編】。これは、事前に高田渡の音楽について予習しておくかどうかで楽しさが大きく変わってきそう。




そもそも、人様のライブに足を運ぶという事が極端に少ない自分がなぜこのライブに行くのか。高田渡はCDを1枚所有してるだけで何も知らないし(日本のフォークに疎いのです)、高田漣という名前は今回初めて知りました。

きっかけは、安藤雅信さん(ギャルリ百草主宰)のブログ。音楽好きの安藤さんは、「百草ブログ」と称してほとんど音楽の話ばかり書いておられるのですが(笑)、ある朝、そこで高田渡が取り上げられていたのを読んだのがはじまり。それだけなら「ふーん、なるほど」止まりなのですが、直後、通勤中にいつも聴いているNHKラジオ「すっぴん!」にゲストで出ていたのが、その息子さんの高田漣。話題は専らお父さんの高田渡について。因みにその「すっぴん!」テーマソングは大友良英さんによるもので、大友さん自身、選曲家としてたびたび出演しているのです。大友さんと多治見市との関わりは過去記事に書いた通り。その時の盆踊りのプレイベントとして、大友さんと安藤さんは対談をしているのです。この辺りから、自分の脳内では勝手に「輪っか」が出来かけていたのですが、極めつけはその夜、友人のそったくどうじクンから「今度安藤さんと高田漣のライブ行くけど行く?」というメール。これで「輪っか」が完全につながり、今に至る。




輪っかはつながったけど、とにかく、高田渡について何にも知らない。

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とりあえず代表作「ごあいさつ」を引っ張り出して聴いてみる。いつ買ったか覚えてないし、多分一度おざなりに聴いてラックにしまっていたに違いない。コレクター時代の自分の、凄まじい量のCDの山に埋もれていたものと思われます。

よくよく聴いてみると、バックに「はっぴいえんど」や「キャラメル・ママ」を従え、しみったれた“四畳半フォーク”なんかとは別物である事がすぐ分かります。

ちょうどその頃本屋で、若かりし頃の高田渡の日記を息子の高田漣が編集した「マイ・フレンド」という本を見つけました。

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ぱらぱら立ち読みしてみると(すみません、小遣い少なすぎて買えません)、ピート・シーガーや(フォーク時代の)ボブ・ディランに多大な影響を受けた事が赤裸々に綴られていました。なるほど、そう言えば前述の「すっぴん!」のインタビューで高田漣は、父・渡から、フィンガーピッキング等のテクニックを厳しく教えられたのだそう。何かと歌詞ばかりが取り沙汰されがちな高田渡の音楽ですが、こうしたアメリカの伝統的音楽に根ざした音楽性も備えている事が分かりますね。

高田渡を予習、となると、まず正攻法は、高田渡本人の作品を片っ端から聴く事でしょうが、前述の通り「ごあいさつ」しか持ってないし、ほかのを買おうにも小遣い少なすぎて買えません(←しつこい)。てか、ライブするのは高田漣なので、彼のCDも聴いておくべきなんでしょうが、何しろ小遣いが(以下略)。

なので、手持ちのライブラリーから何かしら有意義な予習を、と考えると、まずはバックを務めた「はっぴいえんど」や「キャラメル・ママ」と言ったロックバンド、もしくは、同時代に活躍したアングラ・フォーク・シンガー「岡林信康」「高石ともや」「友部正人」「遠藤賢司」・・・などを片っ端から聴いて“時代の空気”を吸っては?などと思いましたが、その発想ってフツーじゃね?

そういうわけで天邪鬼な自分は、そうやって“横に広げる”のでなく“縦に掘り下げる”事にしました。

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まずは初期フォーク時代のディラン「時代は変わる」。定番ですね。

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次に'90年代にディランが伝統を掘り下げた「奇妙な世界に」

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続いて、高田渡が最も影響を受けたピート・シーガーのレパートリーを、ブルース・スプリングスティーンが取り上げた「ウィ・シャル・オーヴァーカム」。これは大のお気に入りで、過去記事でも絶賛しました。

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最後に極めつけ、宝箱のようなボックス・セット「アンソロジー・オブ・アメリカン・フォーク・ミュージック」。ハリー・スミス編纂の、アメリカの古いポピュラー音楽の6枚組オムニバス。音源は1927年~1935年に発売されたフォーク/カントリー/ブルース等。




・・・うーん・・・果たしてこれ、「高田渡の予習」になったのだろうか??でも、満足です(^o^)/









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