2016/09/12 (Mon) 「題名のない音楽会」にジェフ・ミルズ登場

老舗クラシック番組「題名のない音楽会」に、テクノDJのジェフ・ミルズが登場、オーケストラとの共演を果たしました。



演奏自体はどことなく鈍重で垢抜けない感じが否めなかったけど、お茶の間(←死語)にミニマルミュージックが分かりやすい形で提示された事に意義があると思う。

これをきっかけに「反復」という概念や、ミニマル・ミュージック/エレクトロニック・ミュージックに関心を持つ人が出てくるかも知れないので、当記事では、「じゃあここから何を聴いたらいいのか」、オススメ盤を紹介したい。




まず、オーケストラとエレクトロニック・ミュージックの共演という観点で、最も有機的な例の一つとして挙げたいのが、このコンサート映像作品。



ビョーク 「ヴェスパタイン・ライヴ/ロイヤル・オペラ・ハウス」

「取ってつけた感」皆無、必然性を感じるアンサンブルだね。




ビョークは歌モノだし、ミニマル感が薄いので、テクノ系の音楽に生楽器(オーケストラじゃないけれども)を使った例としてコレを挙げます。

160912rs.jpg

ロニ・サイズ 「ニュー・フォームズ」

普段ポップスやロックを聴き慣れている人がいきなり生粋のテクノを聴くのはハードルが高いかも知れないけど、これならキャッチーで聴きやすいと思う。聴きやすいからと言って決して“初心者用”じゃなく、内容そのものも大傑作。'97年に大流行した「ドラムンベース」というスタイルの作品。




番組内で4曲演奏されたうち、最初のはパッヘルベルの「カノン」。誰もが知ってるし、「反復」の例として、短い時間で分からせるにはこれ以上のものはないでしょう。

しかし、「反復による高揚」をもっと感じるには、どうしても長い時間が必要。そこでクラシック系のミニマルの例として挙げたいのがこれ。

160912gb.jpg

ギャビン・ブライヤーズ 「イエスの血は決して私を見捨てたことはない」

極小音量でスタート。オーケストラの演奏に、路上で採取したおじいさんの呟きのサンプリングを乗せる。ただそれをひたすら70分繰り返す。それと気づかないうちに編成と音量がだんだん増えていく。「高揚」というより「覚醒」もしくは「恍惚」と表現した方がいいかな。




さて、最後に、自分が「反復」という言葉を聞いて、その最高峰/金字塔として真っ先に思い浮かべるのは、この2枚。

160912md.jpg

マイルス・デイヴィス 「オン・ザ・コーナー」

160912fk.jpg

フェラ・クティ 「ゾンビ」

フェラの音楽とマイルスの電化時代の音楽って「対」の関係だと思っとります。



音楽コラム | trackback(0) | comment(0) |


<<中学校の体育祭観戦 | TOP | 連載開始!「ときびより」(土岐市観光協会発行)秋号完成>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://eyk.blog107.fc2.com/tb.php/1823-91c66624

| TOP |

プロフィール

EYK@ビートエフスキー

Author:EYK@ビートエフスキー
世界に愛と平和をもたらすために結成された名古屋発スーパーバンド『ビートエフスキー』
★8/6(日)LIVE@大須ell.SIZE♪
現在充電中、名古屋のインディーズ・バンド『ニコルデカ』
★11thアルバム『士(サムライ)』好評発売中♪
★ベスト盤『better』(1st~7thアルバムから選曲)好評発売中♪

twitterやってます

instagramやってます

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

最近のトラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する