室兼高屋:北面敗退→島小屋:七宗国有林境界トレース

過去、最も大きな危険を感じた山、室兼高屋(七宗町)。前回はその南面の谷で遭難しかけたので、今回はそんなトラウマの伴う南面を忌避し、北面からアプローチ。
(※正規ルートを取ればそんな危険はありませんので、誤解のなきよう・・・)

北面からアプローチするには、神淵川の支流のそのまた支流である本谷に入るのですが、この本谷が素晴らしく風光明媚な谷で。川沿いを走る室兼林道はかつての七宗森林鉄道の跡。川の水の透明度も凄まじく、俺が勝手に命名した秘密の遊泳スポット「神の淵」は、ブログで紹介したおかげか少し知られた存在になり、ネット上で「神の淵」と呼ばれているのをいくつか発見するまでになりました。

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その室兼林道最大の目玉スポットがこの「空ふさがり」。よくこんな所に線路(道)を通したよね。この「空ふさがり」を過ぎて少しの所にゲートがあり、そこに駐車して登山開始。

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まあ、当記事のタイトルと、この軌跡を見てもお分かりの通り、開始30分で敗退したのですがね。

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ここから右の谷へ突入。この谷の右手の尾根に取り付くわけですが、これがめちゃくちゃ急斜面で、手を使って四つん這いになる場面もあり。

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かなり苦労して登り切ると、七宗国有林の境界杭が立っており、そこから本谷対岸の大岩壁が望めました。この時点ではもちろん、約2時間後の自分があの大岩壁のてっぺんに立つ事になろうとは予想もしてません。

さてそれでは、次なる急斜面を攻略するぞ、と、その尾根を南西に進むと、目の前に立ちはだかったのは、急斜面なんてもんじゃなく、ほとんど壁。こりゃいかん。とりあえず退却。

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退却の途中で振り返ると、凄まじいゴルジュ。こんな厳しいルートで登頂しようという考えが甘かった。元々帰路に使おうと思っていた東隣りの尾根はここほど傾斜は厳しくないので、そちらにルートを再設定しての再チャレンジも不可能ではないのですが、もう完全に戦意喪失してしまいました。




ゲート近くの小屋の前で昼食をとりながら、さてこれからどうしたもんかと思案。手元の地形図は室兼高屋登頂のための範囲しかなく、電波も届かないので新たな地形図をダウンロードする事もできず、仕方がないので小屋の脇の謎の案内板に従って少し散歩してみることに。

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どこに連れて行かれるか分からないけど、地図の範囲からはみ出したら引き返そう、と。

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青いビニール紐のマーキングが結構短い間隔で付けられていて、それに導かれてたどり着いたのは、気持ちのいい痩せ尾根の鞍部。ここまで来たらかなり期待が膨らむ。これを北東にたどるとそこは・・・

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ドーン!なんとそこは、さっき境界杭のある尾根から眺めていた大岩壁のてっぺん!もちろん正面には室兼高屋。いや~こうして眺めてみるとやはり厳しい山容だわ。

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この立ち枯れの木の所が、さっき俺が立っていた境界杭のある尾根の先端。

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本谷下流方面。

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さっきの鞍部まで戻り、今度は北方向に尾根を登ってみると、納古山が見えた。そしてここに来てようやく電波をキャッチし、新たに地図をダウンロード。よっしゃ、この辺りをぐるりと周回してみよう。

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俺が周回してみようと思いついたルートは、ほぼそのまま七宗国有林の境界で、こんな風に歩きやすい道になっていました。帰宅してから調べて知ったのですが、途中で通過した550mのコブは「島小屋」という名前らしく、今回もなんとか名前のある山に登頂した事にできてちょっと嬉しい。

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稜線から望む室兼高屋とイバラダワ、および七宗アルプスの山々。

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530mのあたりから稜線(境界)を離れ、南に落ちる尾根に乗る。終始自然林で良かった。

怪我の功名でなかなかイイ山歩きになったなぁ。良い森だったので、今度は最初からこの山域の山歩きを計画してみようかな。





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EYK

Author:EYK
2つのバンドでドラムを叩いてます。
名古屋を中心に活動するインディーズ・バンド『ニコルデカ』
★12/15(土)LIVE@津島GRANT'S♪
★11thアルバム『士(サムライ)』好評発売中♪
★ベスト盤『better』(1st~7thアルバムから選曲)好評発売中♪

世界に愛と平和をもたらすために結成された名古屋発スーパーバンド『ビートエフスキー』
★メンバー育休中につき、しばらくライブはありません。

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