エルトン・ジョン『ホンキー・シャトー』

honky.jpeg

俺にとってのエルトン・ジョンのイメージは「必死でハゲを隠してるゲイのおっさん」という感じで、’70年代にメガ・ヒットした『グッバイ・イエロー・ブリック・ロード』なども、確かに非常に出来の良い佳作と認めるにやぶさかでないけれど、「それを聴くことがカッコイイ」とは到底思えず、愛聴するには至っていない。そして多くの人々にとってのエルトンは「ダイアナ妃追悼ソングで大ヒットを飛ばした、必死でハゲを隠してるゲイのおっさん」であろう。とどのつまり、「ダサい」のである。

なのであるが、「名盤系のものは何でも買ってしまう」という病気のため、ましてやリマスター紙ジャケというわけでついつい買ってしまったこの『ホンキー・シャトー』が予想外にカッコよく、驚いている。

ジャケ写もホラ、巧妙に額を隠していて、実に男前でカッコイイでしょ?発表日時に大した差はないのに、前述の『グッバイ~』のダサいジャケ、および音と比べると、まるで別人ではないか。まさに「名は体をあらわす、ジャケは音をあらわす」と言っても過言ではないだろう。

エルトン本来はポップス寄りでクラシック臭のあるミュージシャンであるが、タイトルにある「ホンキー」という言葉にあらわされているように、この作品に限っては実に南部臭く、ロック臭い。エルトンらしくない傑作と言うべきか、エルトンの隠れた素性の発露と言うべきか。

そして極めつけは音質の良さ。実に丁寧なリマスターが施されており(リマスター前の音を聴いたわけではないので間違ってるかも知れないけど、多分そう)、それだけでも「買い」の一枚だ。







コメント

非公開コメント

トラックバック

Honky Chateau / Elton John

■1972年■東芝音楽工業株式会社(日本盤LP) 初の全米No.1になった、エルトン・ジョン、1972年のアルバム。名曲「Rocket Man」はもちろんだが、「Mellow」、「Mona Lisas And Mad Hatters」等のバラードも素晴らしく、また、「Honky Cat」、「Salvation」等ロックな曲も...

プロフィール

EYK

Author:EYK
2つのバンドでドラムを叩いてます。
名古屋を中心に活動するインディーズ・バンド『ニコルデカ』
★7/8(日)LIVE@大須 ell.SIZE♪
★11thアルバム『士(サムライ)』好評発売中♪
★ベスト盤『better』(1st~7thアルバムから選曲)好評発売中♪

世界に愛と平和をもたらすために結成された名古屋発スーパーバンド『ビートエフスキー』
★メンバー育休中につき、しばらくライブはありません。

twitterやってます

instagramやってます

カレンダー

06 | 2018/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

ブログ内検索