廃墟巡礼:千歳樓
近所に「東濃朝鮮初中級学校」という、そのスジでは有名な廃墟がある事を知ったので行ってみました。むすめには「お化け屋敷探検行く?」と振ったら「行く★」とやる気まんまんだったので連れて行きました。ところが、校門はバリケードで閉ざされ立入禁止となっていました。学生時代ならいざ知らず、アラフォーで妻子持ちの社会人が不法侵入などできません(「学生でもやるなよ」ってか?)。ここはすごすごと退散するしかありませんでした。しかし、「お化け屋敷探検」のために用意した時間があり余っています。探検する気まんまんのむすめも治まらないので、これまた有名な廃墟である定光寺の廃墟旅館『千歳樓』まで足をのばす事にしました。
そもそもここはかつて観光地として賑わっていたぐらいなので、風光明媚な所です。この『千歳樓』も、まるで岩壁にへばり付くように建てられたその外観は威容を誇っていました。その記憶もおぼろげながらありますが、廃墟となって初めて、近距離まで近づいてまじまじと見てみました。

こりゃすげーな。窓ガラスは割られ、障子は破られ、鉄格子はぐにゃぐにゃに曲がっています。

こっちの建物なんか、放火されてまっせ。
周囲をぐるりと回ってみましたが、この物件もやはりバリケードで封鎖され立入禁止となっていました。ドアが開いていたのでチラリと中を覗いてみましたが、ワオ・・・ひどい荒らされようで、まるで『北斗の拳』の世界です。むすめにも覗いてみるかと促してみましたが、後ずさりしてビビッてましたw お化け屋敷探検するんじゃなかったんかーい。
そうやって遊んでいたら、とっぷり日も暮れてしまいました。悪天候の夕暮れ時で、あたりはなんだか真っ青。欄干の電灯にも灯がともり、おかげで、思いがけずお気に入りの写真が撮れましたよ。

タイトル:「祈る少女」w
あ、そうそう。ここは有名な廃墟であると同時に、心霊スポットでもあるそうです。みんな成仏してくれるといいね!
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